「大量生産の発想からの一大転換なので社内を説得するのも一苦労。でも作り方から売り方までビジネスモデル全体をデザインし直す覚悟です」(臼井さん)
京都に拠点を作って半年余り。デザイン部門の志望者が倍増し、オープンイノベーションができる空間を作ったことで、外から人が来る頻度も圧倒的に増えた。
「社内でもこれまで話したこともなかった他部門の人がプロジェクトに参加したいと言ってくれるようになりました」(同)
京都に引き寄せられた人や企業が、ビジネスを変えようとしている。(編集部・石臥薫子)
※AERA 2019年2月11日号より抜粋