■よもだそば
自家製の細麺の田舎そばを茹でたてで出す。色の淡いつゆは無添加で出汁がきいている。使用する野菜は全て国産。限定メニューもあり、インドカレーも名物。日本橋店(中央区日本橋2-1-20 八重洲仲通りビル 1F)と銀座店
■信州屋
製麺したてを出す。そばもつゆも美味しく、器も品がよい。春と秋の期間限定メニューは必食。春には「根付き有機せりそば」、秋には「時価 松茸そば」があり、香りが楽しめる。渋谷店(渋谷区道玄坂2-6-4)と新宿南口店
■あきば
オーナーはミシュランの星獲得店で修業をされた方。機械も導入するが、肝心のところは人間の感覚で仕上げている。辛口のつゆには贅沢な食材を惜しげもなく使っている。東京都台東区台東1-10-3 第95新井ビル1F
■とんがらし
注文を受けてから揚げる、天ぷらが評判。衣はふわふわサックサク、イカやエビもプリプリしていて完成度が高い。つゆはあっさりと上品な味わいで、天ぷらによく合う。東京都千代田区三崎町3-2-10 風水神田三崎ビル1F
■東京バッソ
打つのが大変なさらしな粉100%のそばを製麺したて、茹でたてで出す。ランチは大盛りが無料。つゆは無添加。他に田舎そば、ダッタンそばがある。女性一人でも入れる内装。東京都中央区日本橋馬喰町1-3-11
■白河そば
しょうゆを使わない塩出汁の「元祖店」。高めの値段設定だが、つゆを一口飲めば納得。出汁が濃厚で鰹節や昆布等がふんだんに使われており、人気店であることが頷ける。東京都新宿区原町2-8
■丹波屋
薄衣で歯触りを生かした春菊天と、ネパール人直伝のインドカレーが人気。そばも美味しく、そば粉は北海道幌加内産。出汁は鰹節や日高昆布等を使っている。もりがおすすめ。東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル1F
■おくとね
まいたけ天が大きく、形が特徴的。まいたけを裂いたものを薄く広げて揚げてある。注文が入ると、これを割って丼にのせる。冷凍麺を使用、そばがシコシコして美味しい。東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館B1F
■蕎麦さだはる
自家製粉の十割そばを茹でたてで提供する。「ねぎ」をはじめ様々なトッピングが無料。「天ぷらそば」の海鮮かき揚げは、とにかくデカい。麺の量も多く、おなかを空かせて行くべし。東京都港区西新橋2-9-3 クレビル 1F
■加賀
タマネギなどの分厚いかき揚げが名物。注文を受けてからじっくりと揚げるので、少々待たされる。熱々なので火傷に注意したい。衣はサックリして口溶けが良い。東京都渋谷区本町1-2-3
■そば処港屋
中は暗く、水盤の中心に生けられた花を間接照明が照らす。大テーブルを囲む客が無言でひたすらそばをすする様は荘厳。人気の「冷たい肉そば」は、既成概念を変えた。超行列店。東京都港区西新橋3-1-10
■そばうさ
白いアメリカンな内装はまるでカフェ。名物は「バジル冷そば」で、ベーコンやレタス、スクランブルエッグやレモンなど、そばらしからぬトッピング。内装も料理もかわいくて女子に人気。東京都千代田区麹町2-5-2 金森共同ビル1F
■Always SO-BA
モダンな外観で勝負する。コンクリート打ちっぱなしの建物に、背をかがめないと入れない入り口。中は広がりのあるスタイリッシュな空間で、女子好みのパーツがあしらわれている。東京都府中市片町2-21
※週刊朝日 2017年11月3日号