長野県白馬村の白馬大橋から。朝日にてらされ、蒼い闇の世界が黄金色に輝く絶景へと変わる(撮影/福田健太郎)
長野県白馬村の白馬大橋から。朝日にてらされ、蒼い闇の世界が黄金色に輝く絶景へと変わる(撮影/福田健太郎)
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北海道豊頃町の十勝川河口付近の海岸。河口の水でできた透明な氷「ジュエリーアイス」は、川と海が生み出した自然の産物(撮影/福田健太郎)
北海道豊頃町の十勝川河口付近の海岸。河口の水でできた透明な氷「ジュエリーアイス」は、川と海が生み出した自然の産物(撮影/福田健太郎)

 大地が真っ白な雪や氷に包まれる冬。白銀の雪原は、太陽の光によって多様な色に染められ、一瞬一瞬で表情を変えていく。そんな自然の織り成す景観を映すのは、写真家・福田健太郎氏だ。厳しい寒さも忘れて魅入ってしまうような美しき雪景を紹介する。氷点下の幻想的な世界へ、いざ─―。

【写真】雪が映し出す5つの絶景

■長野県白馬村・白馬大橋
朝日に照らされ、青い闇の世界が黄金色に輝く絶景へと変わる。

北海道豊頃町・十勝川河口付近の海岸
河口の水でできた透明な氷「ジュエリーアイス」は、川と海が生み出した自然の産物。

■北海道弟子屈(てしかが)町
早朝の樹木は白い衣をまとい、青空とのコントラストがまぶしかった。霧氷は気温の上昇とともに、はかなく消える。

■長野県山ノ内町・地獄谷
温泉に入ることで有名な長野県山ノ内町の地獄谷のサル。雪の中、温泉のパイプの上で身を寄せ合い、ほっこりと温まる姿がなんとも愛らしい。

■北海道弟子屈町・屈斜路湖
湖には毎年、たくさんのハクチョウが飛来してくる。この日は朝霧に包まれ、幻想的な風景に出合うことがかなった。

週刊朝日 2017年2月3日号