神奈川県に住むタクシー運転手の佐藤昭三さん(仮名・59歳)が、不調を感じるようになったのは約3年前。からだがだるくて仕事をしていても疲れやすく、早めに仕事を切り上げる日々が続いていた。精神面でも不安感があって眠れず、何をするにもおっくうだった。そこで近所の心療内科を受診したところ、抗うつ薬と睡眠薬を処方された。ところが服用して半年経っても改善せず、薬の量や種類が増えていった。

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