池袋線・西武秩父線から3月ごろ引退予定の10000系「ニューレッドアロー」 (撮影/古谷あつみ)
池袋線・西武秩父線から3月ごろ引退予定の10000系「ニューレッドアロー」 (撮影/古谷あつみ)
創建は知知夫彦命が祖神を祀ったことに始まるとされている秩父神社(C)朝日新聞社
創建は知知夫彦命が祖神を祀ったことに始まるとされている秩父神社(C)朝日新聞社
満開となり見ごろを迎えるころの羊山公園の芝桜 (C)朝日新聞社
満開となり見ごろを迎えるころの羊山公園の芝桜 (C)朝日新聞社
大型窓ガラスで沿線の景色が大パノラマで楽しめる特急「ラビュー」(C)朝日新聞社
大型窓ガラスで沿線の景色が大パノラマで楽しめる特急「ラビュー」(C)朝日新聞社

 みなさんこんにちは! 元・JR西日本の駅員で、現在は鉄道タレントとして活動している鉄道タレントの「あつみん」こと、古谷あつみです。今回は「女性同士で行く・写真映えスポットめぐり」をテーマに、西武秩父線の終点・西武秩父駅周辺のスポットをご紹介したいと思います。

【写真】秩父のシンボルと言えばこちら

 池袋から特急「ラビュー」に乗って1時間20分で行くことができる「秩父」や、2019年春、飯能(はんのう)駅近くにオープンした「ムーミンバレーパーク」など、なにかと話題が尽きない西武鉄道の沿線スポット。今回は、「秩父」を中心に紹介します! 私は、グルメに温泉、地酒や街並みまで楽しめる秩父が大好きで、仕事に疲れた時や呑み鉄を楽しみたいときによく友達を誘って秩父へ出かけます。鉄道旅の魅力は、なんといっても「全員が飲めること♪」! 皆さんも、のんびりと旅を楽しんでくださいね。

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■女子旅に欠かせない! 縁結びスポット「秩父神社」

 女子旅といえば、まずはやっぱり定番の「縁結びスポット」へ! 2020年も始まったばかり。今年の良縁を願い、参拝しておきましょう。私も、今年はまだ行けていないのでお仕事との良縁を願いに、早く行きたいと思っています。

 秩父には多くのパワースポットとよばれる神社がいくつか存在しますが、私がおススメするのは、縁結びにご利益のある「秩父神社」です。西武秩父駅から徒歩15分と少し離れた場所にありますが、駅から秩父神社までは神社の参道「番場通り」を楽しむことができます。

 番場通りでおススメなのが、豚味噌漬けで有名なお肉屋さん安田屋のメンチカツ。安田屋の向かいにはマイルストーンというベーグル屋さんがあり、安田屋の揚げたてメンチカツを、マイルストーンのベーグルに挟んで食べるのが最高においしいです。このほか、登録有形文化財に指定されている建物が多く並び、レトロでおもしろい街並みも楽しめます。

■レンタサイクルで効率よく、グルメ巡りやアニメ聖地巡礼! 

 西武秩父駅のすぐ目の前にある「秩父観光情報館」では自転車を借りることができます。これがとっても便利! 秩父市街地は、コンパクトなように思えてぐるぐる回ると大変。電動自転車も借りられるので、おすすめです。

 私が一番好きなのは、春~秋にかけての花めぐり。春(4月中旬~5月上旬)には、秩父でもっとも有名な「羊山公園の芝桜」を楽しむことができます。

 秩父のシンボル、武甲山の麓にある羊山公園内のなかにある、芝桜の丘は写真映えスポット! ピンクや紫、白など9種類の様々な芝桜がパッチワークのカーペットのように咲き誇ります。

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あの人気アニメの聖地巡礼にもぜひ!