少ない時間のなかで勉強に励み、受験を突破。永瀬さんが入学した明治学院大学は、事務所の先輩であるSexy Zone の中島健人さんの母校でもある。
「明治学院大学に進学したのは、健人くんがおったから。健人くんはCDデビューしていながら大学に通っていたので、進学前から相談してたんです。現役で活躍していた人だからこそ、リアルな話が聞けました」
幼い頃から芸能界で活躍していた永瀬さん。だからこそ、大学での勉強や出会いは刺激的だと話す。
「生物学や心理学、大学やからこそ学べる一般教養が面白いです。芸能界にいるだけでは出会えない、いろんな考えを持ってる人にも出会えた。大学に入って基礎的なことを学べているし、世の中の感覚も培われました」
“ふつうの大学生”として過ごす日常も、永瀬さんにとってはかけがえのない時間だ。
「思い出すのが、1年生のある日。夜、東京でのライブが終わり、翌日1限から授業があったので、大学近くに住む友だちの家に泊まろうと、友人と車を走らせていたら、渋滞で深夜になってしまって。『こんな時間やし、ドライブしよ』ってラーメン食べたり海に行ったり。大学生っぽいですよね」
■一番の目標は「卒業」いずれは後輩の道しるべに
CDデビューを果たしたのは大学2年のとき。仕事はどんどん忙しくなった。大学生活との両立は並大抵ではない。「ありがたいことに仕事が充実している」といういま、それでも、一番の目標は「卒業」と語る。
「大学に入ったからには、ちゃんと卒論も書いて卒業したい。健人くんも、忙しいなかで卒論を書いているんです。テーマは“恋”。健人くんを超えるものを書ける自信はないですけど(笑)。卒業したときに何を得られているのか、不安でもあり楽しみでもある。いまは、とにかく何かを得ようと必死です」