丸山茂樹、パワーゴルフ時代を生き抜く戦略家に「ものすごくクレバー」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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丸山茂樹、パワーゴルフ時代を生き抜く戦略家に「ものすごくクレバー」

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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丸山茂樹

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ケビンと会うのが楽しみです (GettyImages)

ケビンと会うのが楽しみです (GettyImages)

 飛距離を出せるゴルファーが有利な現代のゴルフ。しかし、飛ばせなくても着実に勝利を手にする選手に丸山茂樹氏も感心する。

【丸山さんが会うのを楽しみにしている ケビン選手の写真はこちら】

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 米PGAツアーの今年2試合目となった「ソニーオープンinハワイ」(1月14~17日、ハワイ州のワイアラエCC)では、韓国系アメリカ人のケビン・ナ(37)がツアー5勝目を手にしました。

 最終日をトップに2打差の2位で迎えて、6バーディー、1ボギー。堂々の逆転優勝でした。パワーゴルフの時代にあって、ケビンは自分を救ってくれる14本のクラブを上手に使って戦うタイプです。

 彼とは知り合って20年ほどになりますけど、ケビンがいつも言うのは「自分はロングヒッターじゃないから、距離の長いところは全部スキップする」と。メジャーの会場にでもならない限りは、飛ばす人だけが有利になるゴルフ場での試合には出ないんです。

 嫌なんですって。「何でティーショットのたびに30ヤードも40ヤードも置いていかれないとダメなんだ」って、精神的にも面白くない、と。だからそういう試合は避けて、年間に何試合か自分の戦えるゴルフ場でしっかり仕事をするのが目標なんですよ。今回も含め、彼がこれまでに勝った試合会場はティーショットでドライバーばかりを握ってちゃ回れないようなところばかり。そこでケビンは自分の持ち味をしっかり出す。ものすごくクレバーなんですよね。

 ちゃんと狙った試合で活躍するから立派ですよね。でないと、こんなにPGAツアーで生き残っていられないですから。たいしたもんだなと思います。2月にロサンゼルスで会うでしょうから、そのときはまたニコーッと笑って僕のところに近づいてくると思いますよ。「やったぞ」ってね。

 結構トシは離れてますけど、ケビンのデビューのころから一緒に焼き肉なんかを食べに行ったりしてました。「シゲキのプライベートジェットで乗せてってよ」って、たまに一緒に試合へも行きましたよ。練習ラウンドを何度も一緒にしたし、ウチの息子の奨王のことも気にかけてくれてて。


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