石川遼3年ぶりV 丸山茂樹が若手に「もったいないプレーが多すぎ」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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石川遼3年ぶりV 丸山茂樹が若手に「もったいないプレーが多すぎ」

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

丸山茂樹週刊朝日#丸山茂樹
丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める

タイガーばりの歓喜だねっ(時事)

タイガーばりの歓喜だねっ(時事)

 遼はしっかりそういう部分に気づいて、実践できてる。アメリカで結果が出ずに苦しんだり、腰痛だったりといろんなことがありましたけど、あらゆることを見つめ直したり、体を整えたりっていうことを考えると、回り道もいい時間だったのかもしれないですね。

 大雨で初日の競技が中止となり、最終日は36ホールを回りました。前半の18ホールで遼は大崩れ。トップでスタートしたのに、11、12番で連続ボギーを打ったときには、首位に7打差をつけられてしまいました。あれは想定外のミスだったと思うんですけど、まあでも、後半の17番での黄の池ポチャも想定外のミスでしょうね。あれで遼が追いつきましたから。そういうチャンスをつかんだときに、食らいついていって最後プレーオフにまで持っていけるところが、遼のすごいところですね。

 あと、遼に関して今回よかったことは、彼が18番で思い切ってドライバーを振る姿を見られたところだと思ってます。ここ最近見られなかったんで、若いときの遼を思い出しましたね。

 3年ぶりに優勝して、遼は改めて米PGAツアーを主戦場にしたいと口にしました。米ツアーをエベレストに例えて、「前回は自分だけ軽装備で登ってた」と言いました。あのときはもう、なんだか一人の世界でゴルフをしてました。足りなかった装備のひとつは、情報交換をする仲間だったと思うんです。いまでこそ彼はいろんな選手と話をしたり、僕らみたいな年上の人間ともちゃんと向き合ったり。そこがすごくいいんじゃないかと思いますけどね。

 まだ27歳ですし、いくらでもチャンスはありますけど、とにかく本当の重装備ができてから立ち向かうってのも、一つの手じゃないですかね。

週刊朝日  2019年7月26日号


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丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める。19年9月、シニアデビューした。

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