写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き2」に登場する個性的なネコたちと一緒に写真が撮れるフォトスポットも
写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き2」に登場する個性的なネコたちと一緒に写真が撮れるフォトスポットも
写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き2」会場の壁に直筆イラストとサインを書き込む岩合光昭さん
写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き2」会場の壁に直筆イラストとサインを書き込む岩合光昭さん
岩合光昭さんの口から軽妙に語られる撮影エピソードの数々が、ファンを魅了したギャラリートーク
岩合光昭さんの口から軽妙に語られる撮影エピソードの数々が、ファンを魅了したギャラリートーク
コパカバーナビーチのシキンニョは
コパカバーナビーチのシキンニョは"砂浜の王様"と呼ばれている/ブラジル・リオデジャネイロ (c)Mitsuaki Iwago

 人だけでなく、ネコをもテレビの前に釘づけにする番組がある。驚異の‘ネコ視聴率’を誇る、NHK BSプレミアムの「岩合光昭の世界ネコ歩き」。日本を代表する動物写真家であり、40年以上ネコを撮りつづけている岩合光昭さんが、世界各国のネコたちを‘ネコ目線’で撮影する番組だ。

【フォトギャラリー】岩合さんの新作写真を特別にチラ見せ!

 その人気番組をもとにした新作写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き2」が、5月2日に東京・日本橋で開催されている。累計68万人超を動員した写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き」の第2弾とあって、開幕からわずか4日間でおよそ2万人というファンが詰めかけた。

 写真展では、世界の16の地域で岩合さんが出会った個性的なネコたちの姿約170点が披露されている。

 アメリカ・ニューヨークのブルックリンにあったピザ屋の看板ネコ‘ホワイトスライス’、ブラジル・リオデジャネイロ郊外のコパカバーナビーチに寝そべり、砂浜の王様と呼ばれている‘シキンニョ’、オランダ・ストンプウェイクの古い風車で暮らす15歳の‘ボモル’、カナダ・プリンスエドワード島を闊歩する‘ホーマー’など、人間顔負けにさまざまな表情を見せてくれるネコたちに、会場のあちこちからため息が漏れる。

 5月3日と4日には、岩合さん本人によるギャラリートークも開催され、軽妙に語られる撮影エピソードの数々で、さらにファンを魅了した。このギャラリートークと、直接岩合さんにサインをしてもらえるサイン会は、この後、5月12日・13日にも行われるというから見逃せない。

「ネコはヒトと共に生きています。『いい子だね』とカメラを向けているときに大切にしていることは、ネコを愛する気持ち」と語る岩合さん。写真を見れば、その愛が強く伝わってくる。岩合さんが撮るネコたちだけでなく、岩合さん本人のファンになってしまうこと請け合いだ。

■写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き2」
2018年5月14日(月)まで
10時~19時(入場は~18時30分)
※最終日は~18時(入場は~17時30分)
日本橋三越本店 本館7階催物会場

<ギャラリートーク>
5月12日(土)・13日(日)
各日13時~・15時30分~(各回30分)
※参加には入場券が必要。混雑の場合、入場制限がかかる可能性あり。
<サイン会>
5月12日(土)・13日(日)
各日14時~・16時30分~
※図録または写真集の購入者、各回先着200名に整理券を配布。

■フォトギャラリー
写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き」第2弾 新作写真を特別にお届け!!
https://dot.asahi.com/photogallery/archives/2018051000020.html