「巨人よ、開き直るな」連敗記録更新に東尾修が苦言 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「巨人よ、開き直るな」連敗記録更新に東尾修が苦言

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修
「怖さ」が感じられない巨人。厳しい表情の高橋監督=メットライフドーム(c)朝日新聞社

「怖さ」が感じられない巨人。厳しい表情の高橋監督=メットライフドーム(c)朝日新聞社

 ようやく歯止めがかかったものの13連敗した巨人。しかし、「『開き直り』ととられてもおかしくない」プレーだと、西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は苦言を呈する。

*  *  *
 巨人が球団ワースト記録を42年ぶりに更新する連敗記録を打ち立ててしまった。就任1年目の長嶋茂雄さんが監督として指揮を執り、球団史上唯一の最下位に沈んだ1975年の11連敗を上回った。

 何をやっても駄目。投手が最少失点に食い止めた試合では打線が打てない。逆に援護をもらっても投手は抑えられない。2週間以上勝ちから遠ざかると、選手もプレーや選択に迷いが生じるのは無理もない。私の現役時代にもこれほどの大型連敗は経験ないことだから、現場で戦う者にしか、その苦しみはわからない。

 常勝を義務づけられた巨人だからなおさらだ。でも、今いる1軍の選手以上の戦力が2軍にあるわけじゃないよ。どんな大型連敗だろうが、現状を打破しなきゃいけないのは、監督、コーチ、そして1軍で戦っている者たちだ。

 高橋監督は采配で最善手を打つことに腐心すべきだし、選手は打開のために心の弱さを捨て、前を向いて戦っているか。あきらめとか開き直りは、本当に弱い人間がとる手段である。勝つためにあがき、メンタルを整え、立ち向かったのか。フロントも含めて全員が胸に手を当てて、客観的に見つめ直す機会ととらえなければいけない。


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