1月4日に83歳で亡くなった篠山紀信さんは生前、「篠山というのは、時代が生んだ、変な写真家なんですよ」と、茶目っ気たっぷりに語っていた。撮影対象はアイドル、著名人、建築、自然風景と、多岐にわたる。「これは面白い、というものは何でも撮っちゃう。そんなバカみたいなことをやる人はほかにいないでしょう(笑)」。一方、最近は過激なものを排除し、無難なものに流れる時代の雰囲気をひしひしと感じていた。
【追悼】篠山紀信さんが編集者に語っていた“事件”のこと 「写真家を長いことやっていれば、一度やそこらは家宅捜索に入られたりもしますよ」
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