沖縄の基地反対に暴言を吐き続けてきた 座り込みの背景にある歴史を知り「わたしたち」の国を変えるべき 作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は、沖縄の基地問題について。 北原みのり 沖縄問題 dot. 10/12
“殺人または強姦”凶悪犯罪でも米軍の「好意的考慮」なしには捜査もできない 沖縄が抱える「日米地位協定」という病 9月11日の沖縄県知事選で、自公推薦候補らを破り再選を果たした玉城デニー氏。米軍基地問題については、「沖縄の未来を描いていくため、基地問題の解決を図っていく。私はこれまでもこれからも1ミリもぶれない」と改めて主張した。 書籍朝日新聞出版の本沖縄問題読書 dot. 9/16
沖縄「慰霊の日」 闇夜に参拝する自衛官と、戦没者の遺骨の軽さに感じる“分断” 原発と基地――「国益」の名の下に犠牲を強いられる「苦渋の地」で今、何が起きているのか。政府や行政といった、権力を監視する役割を担うメディアは、その機能を果たせているのか。福島と沖縄を持ち場とする2人の新聞記者が、取材現場での出来事を綴った『フェンスとバリケード』。著者で沖縄タイムスの阿部岳記者が、沖縄「慰霊の日」に行われる自衛官参拝と、戦没者の遺骨を広い続けるボランティアへの取材を通して見た、いまだ続く沖縄と本土との“分断”について綴った第12章「捨て石の島で」から一部抜粋してお届けします。 書籍朝日新聞出版の本沖縄問題読書 dot. 6/21
亀井洋志 基地移設問題はなぜ混迷したのか? 稲嶺惠一元知事が語る“自民党政権の裏切り” 沖縄の日本復帰から、5月15日で50年を迎えた。だが、そこに祝祭ムードはなく、いつまで基地負担を押し付けるのかという沖縄の人々の不満と怒りは高まるばかり。日本人はあらためて、この現実を直視する必要がある。現地取材の結果を、前号に続きリポートする。 沖縄問題 週刊朝日 5/18
亀井洋志 沖縄本土復帰50年「日本は帰るべき“祖国”だったのか」 沖縄が日本に復帰して、5月15日で50年。だが、当地の人々からは、祝賀ムードとは程遠い複雑な思いが聞こえてくる。私たちは、沖縄の「怒り」ときちんと向き合ってきたのか。現地取材の結果を、上下2回にわたりリポートする。 沖縄問題 週刊朝日 5/15
問題だらけの「日米安保」と沖縄の犠牲 戦後日本がつくってきた「平和と安全」の致命的な限界 依然として7割以上の米軍基地が集中する沖縄。国土面積0.6%、人口1%の島に過剰な基地負担を強いる“差別政策”を批判し、「本土」への基地引き取りを提唱する哲学者・高橋哲哉氏の新著『日米安保と沖縄基地論争』(朝日新聞出版)では、沖縄の基地の「県外移設」をめぐって起きた、貴重な論争を読むことができる。 朝日新聞出版の本沖縄問題読書 dot. 8/15
沖縄から貧困がなくならない本当の理由 青い空と海、南国のリゾート、島の素朴な人々。そんなイメージに反して、沖縄にはまったく別の顔がある! 沖縄県の県民所得は全国最下位。賃金は全国の最低水準。貧困率は全国平均の2倍。それはいったいなぜなのか。樋口耕太郎『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』は島の知られざる実情を綴ったショッキングなレポートだ。 今週の名言奇言沖縄問題 週刊朝日 11/2
渡辺豪 沖縄・少女暴行事件から25年 県民の怒りで「普天間返還」契機になるも…変わらぬ現状 沖縄の女児が3人の米軍人に暴行された1995年9月の「少女暴行事件」。事件の衝撃は県民の怒りに火をつけ、日米安保体制を足元から揺るがした。あれから25年。浮き彫りになった課題は置き去りにされたままだ。AERA 2020年9月7日号で掲載された記事から。 沖縄問題 AERA 9/4
元防衛大臣・驚愕の発言「なんでこんなに必要だったの?」 沖縄・ヘリパッド建設強行の舞台裏 昨年末、沖縄の東村・高江の集落を囲むように造られた「米軍ヘリパッド」建設に際し、政府高官が日本の民間企業に建設協力を打診し、便宜供与を匂わせていたことが明らかとなった。企業側の内部メモから浮かび上がってきたのは、徹底的に民意をないがしろにする政権の姿だ。内部メモの存在をスクープした沖縄タイムスの阿部岳記者が、本土復帰後最悪の「165日」の現場を克明に描いた著書『ルポ沖縄 国家の暴力』(朝日文庫)で明かした「政府暴走」の一端を公開する。 朝日新聞出版の本沖縄問題読書 dot. 1/27
野村昌二 沖縄には「力強い民意」がある 直木賞作家が見た基地問題の現状とは? 直木賞受賞作『宝島』では史実を交え、米国統治下の沖縄を描いた。作家の真藤順丈さんは、2月の県民投票で示された民意を受け、さらに風を吹かせたいと意気込む。 沖縄問題 AERA 3/22
米海兵隊には「出て行ってもらう」のではなく「移ってもらう」 玉城デニー沖縄県知事が提案する新たな政治的アプローチとは? 玉城デニー沖縄県知事がアエラの単独インタビューで、「辺野古見直し」に向けた展望を明らかにした。県民投票で7割が「反対」という結果を受けてなお辺野古沖の埋め立てを続ける政府に対し、玉城知事は1日に安倍晋三首相との面談で提案した新たな協議機関「SACO with沖縄」(SACWO)設置をどう実現し、計画見直しにこぎつけようとしているのか――。 沖縄問題 AERA 3/6
人生の後半戦こそ大冒険できる 「人生100年時代」――。「20歳前後まで教育を受け、65歳まで働き、その後は引退して余生を楽しむ」といった3ステージの人生は、すでに過去のものになりつつあります。だからこそ、大人になってから人生後半戦にむけての第2エンジンに着火したい。AERAでは10月28日発売号(11月4日号)で特集しています。 50代からの挑戦
お金持ちの正体 お金持ちが増えている。民間シンクタンクの調査では、資産が1億円以上の富裕層はこの10年以上、右肩上がりで、いまでは150万世帯に迫る勢いだ。いったいどんな人たちがお金持ちになっているのか。AERAでは10月21日発売号(10月28日号)で特集します。 お金持ちの正体
渡辺豪 玉城沖縄県知事、安倍首相に日米と沖縄による協議機関「SACWO」設置を提案へ 1日に面談 沖縄県の玉城デニー知事が27日、アエラの単独インタビューに応じた。名護市辺野古沿岸埋め立ての是非を問う県民投票で、7割を超える「反対」の民意が示されたことを受け、日米両政府と沖縄による新たな協議機関を設置するよう政府に求める考えを明らかにした。玉城知事は3月1日、安倍晋三首相と面談し、直接提案する考えだ。 安倍政権沖縄問題 AERA 2/28
カンニング竹山 沖縄の県民投票よりJR運転見合わせがトップニュース? カンニング竹山「テレビの無視があからさま」 カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在はお笑いやバラエティー番組のほか、全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/写真部・小原雄輝) 県民投票後も土砂投入が続く辺野古沖 (c)朝日新聞社 米軍普天間飛行場移設による辺野古埋め立てに7割以上が「反対」という結果になった沖縄県民投票。翌朝25日のワイドショーで、お笑い芸人のカンニング竹山さんが感じた違和感とは? ドナルド・トランプ安倍政権沖縄問題 dot. 2/27
渡辺豪 辺野古移設 県民投票「無視」でも安倍政権にとって重荷になる理由 沖縄県名護市の辺野古新基地建設に伴う埋め立ての是非を問う沖縄県民投票が2月24日に迫る。「反対」が多数に上るのは必至の情勢だが、政府は投票結果にかかわらず工事を進める方針だ。しかし実際には、法的にも技術的にも政治的にも難題が山積している。政府のごり押し路線は「勝算なき暴走」といえそうだ。 安倍政権沖縄問題 AERA 2/20
佐藤優「翁長さん最大の功績は、日本を見なくなったこと」 <佐藤優×津田大介対談> 津田大介氏の質問に答える佐藤優氏。白熱した議論は予定時間を大幅に超え、3時間近くに及んだ 矢継ぎ早に質問を繰り出す津田氏 2018年11月、朝日新書より佐藤優さんが『官僚の掟 競争なき「特権階級」の実態』を、津田大介さんが『情報戦争を生き抜く 武器としてのメディアリテラシー』を上梓。それを記念した対談イベント「情報戦争の黒幕~その視線の先に迫る」が開催された(2018年12月9日)。同イベントでは、“情報”を専門的に分析する両者が、外交の力関係からマスコミと官僚の癒着、沖縄に関する問題まで、幅広い話題を闊達に論議。その一部を紹介する。 朝日新聞出版の本沖縄問題読書 dot. 1/9
カンニング竹山 ローラの辺野古発言への批判「米国なら誰も言わないぞ」カンニング竹山の疑問 カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。本名は竹山隆範(たけやま・たかのり)。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在はお笑いやバラエティー番組のほか、全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/写真部・小原雄輝) ローラ(C)朝日新聞社 モデルでタレントのローラ(28)がフォロワー520万人を誇る自身のインスタグラムで、名護市辺野古の新基地建設工事の中止を求める署名を呼びかけて話題になった。これまでも環境問題や犬猫の殺処分などについて発信してきたが、今回の件で「突然の政治的発言」などと取り上げたワイドショーに批判が集まり、議論が広がっている。お笑い芸人のカンニング竹山さんは「一般人なんだから黙ってろ、と言われるのと同じ」と不快感を示す。 ねこカンニング竹山旅行沖縄問題 dot. 12/26
「沖縄の恥部」といわれた売春街「真栄原新町」、消し去られつつある歴史と事実 『沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち』は、沖縄の「特飲街」=売春街の消滅をめぐって、そこに生きた人々の足跡を取材し記録することで沖縄戦後裏面史を浮き彫りにしたルポルタージュだ。著者の藤井誠二さんに、同著に込めた思いを聞く。 沖縄問題 AERA 12/1