小林照子 “金儲けの神様”をソデにしたカリスマ女性経営者の思惑 小林照子さん(撮影/写真部・片山菜緒子) ※写真はイメージです(Gettyimages) 人生はみずからの手で切りひらける。そして、つらいことは手放せる。美容部員からコーセー初の女性取締役に抜擢され、85歳の現在も現役経営者として活躍し続ける伝説のヘア&メイクアップアーティスト・小林照子さんの著書『人生は、「手」で変わる』からの本連載。今回は、“おいしい”仕事の声がかかったときに考えるべきことについてお伝えします。 小林照子朝日新聞出版の本読書 8/3
8月号翻訳家 中山宥 Nakayama Yu人生という悲劇を美しい音楽に変える術 『生き抜くための12のルール 人生というカオスのための解毒剤』 ジョーダン・ピーターソン 著/中山宥 訳 朝日新聞出版より発売中 朝日新聞出版の本 8/2 著者から
山口謠司 坂口安吾が告発した「競輪八百長」事件の残念な結末…文豪の意外な素顔 夏目漱石、森鴎外、菊池寛、石川啄木、太宰治など、明治・大正・昭和に活躍した文豪たちの悪口を集めた『文豪の悪態 皮肉・怒り・嘆きのスゴイ語彙力』(朝日新聞出版)。大作家たちの言葉な巧みな語彙は、悪口といえども不思議な奥深さを感じさせる。本書の著者で大東文化大学教授の山口謠司氏が、『堕落論』『白痴』などの作品を残した坂口安吾が失敗に終わった「競輪八百長」事件を紹介する。 朝日新聞出版の本読書 8/2
小学生で人生を「諦めた」 究極のシンプルライフにたどり着いた男の境地 明治の文化を調べて日々“遊んでいる”という作家の山下泰平さんが、数年前から注目しているのが明治時代の「簡易生活」。人づきあいや見栄・虚飾を一切やめるという究極のシンプルライフのことだ。その実態は『簡易生活のすすめ――明治にストレスフリーな最高の生き方があった!』いう一冊にもなっている。そんな山下さんが語る「諦め」について。 朝日新聞出版の本読書 7/26
相模原障害者殺傷事件 死刑が確定した植松聖が記者の「最後に伝えたいことは」に返した意外な言葉 神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」での大量殺傷事件で、死刑判決が確定した植松聖死刑囚(30)。植松死刑囚と19回もの面会を重ね、取材を続けてきた朝日新聞横浜総局の神宮司実玲記者は、事件の詳細をまとめた『相模原障害者殺傷事件』(朝日新聞取材班・著、朝日文庫)でも文章を寄せている。神宮司記者が事件を振り返る。 朝日新聞出版の本相模原障害者殺傷事件読書 7/26
41本中39本が元本割れ!「年金代わり」に郵便局の投資信託は要注意 今この瞬間も、「郵便局」で、あなたのお金が危険に晒されているかもしれない。かんぽ生命の不適切販売が記憶に新しい日本郵政グループ、傘下のゆうちょ銀行では、貯金運用のリスク高騰に加え、投資信託販売でも不正が多くあったと報じられる。老後の「年金」がわりに加入している高齢者も多い郵便局の投資信託で気をつけるべき点は何か。経済ジャーナリスト荻原博子氏の著書『「郵便局」が破綻する』(朝日新聞出版)から、一部抜粋・再構成して紹介する。 朝日新聞出版の本読書 7/25
「政治」と「検察」の力関係はいかに変化したのか…背景に護送船団崩壊と検察不祥事 “ミスター検察”と呼ばれた男、伊藤栄樹氏。彼が病床で書きあげた執念の回想録『巨悪は眠らせない 検事総長の回想』(朝日文庫)が、このたび緊急復刊された。 安倍政権朝日新聞出版の本読書 7/25
相模原障害者殺傷事件「植松聖死刑囚の言葉に向き合うべき」と7回面会した記者が語る理由 2016年7月に神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた大量殺傷事件から4年。45人の死傷者を出した平成最悪の殺傷事件は、今年3月に死刑判決が確定した。 朝日新聞出版の本相模原障害者殺傷事件読書 7/25
「一億総中流」を信じた日本人の行く末…貧困と格差が見せつけた「階級社会」の現実とは 高度経済成長期の日本は「一億総中流」などと言われ、格差の小さい国だと内外から指摘されて来た。しかし、社会学者の橋本健二氏は著書『中流崩壊』で、格差は1970年代後半から既に広がり出していたと指摘している。また、日本人の大多数が自身を中流だと認識した理由を分析し、中流階級の実相に迫っている。産業構造の変化や新型コロナ禍により階級の分化が進む今、日本社会はどうなっていくのか。同書より一部を紹介する。 朝日新聞出版の本読書 7/21
小林照子 たとえ自分の悪口を言っていたひとでも、困っていたら助けるべき理由 小林照子さん(撮影/写真部・片山菜緒子) ※写真はイメージです(Gettyimages) 人生はみずからの手で切りひらける。そして、つらいことは手放せる。美容部員からコーセー初の女性取締役に抜擢され、85歳の現在も現役経営者として活躍し続ける伝説のヘア&メイクアップアーティスト・小林照子さんの著書『人生は、「手」で変わる』からの本連載。今回は、孤立してしまったひとに率先して声をかけることの大切さについてお伝えします。 仕事働く女性小林照子朝日新聞出版の本読書 7/20
特区のツインタワーでは最先端医療が…女性作家が描く政府への不信感とは? 1988年に架空戦記物でデビューし、書き下ろし時代小説で人気を博してきた六道慧さん。ある時から、人情味溢れる作風で読者を魅了してきた時代小説の執筆を封印。その後に斬り込んでいった警察小説が話題になっている。今月発売された『黒崎警視のMファイル』の舞台は官邸主導で創られた行政特別区。そこでは一見、華やかな生活が保障されているが、潜入捜査を進める刑事は、その裏に生活弱者を食い物にする凄惨な医療制度を目の当たりにしていくというストーリーだ。現代社会が抱える諸問題を、警察小説の形で発表している思いに迫った。 朝日新聞出版の本病気病院読書 7/19
職場の風通しも効率も悪いなら…今すぐやめるべき3つの行動 「怒り」ほど生産性の低い行為はないと断言するのは、『簡易生活のすすめ――明治にストレスフリーな最高の生き方があった!』の著者である山下泰平さんだ。「簡易生活」とは、人づきあいや見栄・虚飾を一切やめるという究極のシンプルライフのこと。山下さんに「怒らない」秘訣を聞いた。 朝日新聞出版の本読書 7/19
子どもの集中力と語彙力が劇的アップ!「書写」のススメ 約3カ月にわたる休校によって、子どもたちの学校教育の遅れや不足感が指摘されている。そんななか、「子どもたちの自学自習の助けになれば」「不安を感じる心が落ち着くように」と出版されたのが、日本書字文化協会(以下書文協)の大平恵理さんが手本・監修をつとめた『美しい文字で心がやすらぐ 書き込み式ペン字練習帳』だ。会長の大平さんと専務理事の谷口泰三さんに、本に託した思いと使い方のポイントなどを聞いた。 朝日新聞出版の本読書 7/18
コロナショックで「郵便局」破綻の可能性が…貯金、保険はどうなる? 郵便局はいま「危篤」状態にある。かんぽ不正販売や長引く超低金利で弱体化した「日本郵政グループ」に、新型コロナによる株価下落が襲いかかり、「破綻」の危機に直面しているのだ。私たちの生活にもっとも身近な金融機関「郵便局」の内実と、その崩壊の衝撃から自分のお金を守る方法について、『「郵便局」が破綻する』(朝日新書)の著者で経済ジャーナリストの荻原博子氏が報告する。 朝日新聞出版の本読書 7/18
西野一輝 「何で自分ばかり」……損な役回りの人が実は誰よりも得なワケ 「面倒くさい」「もういいや」……やる気を下げるマインドは誰の心の中にも存在している。やる気が大きく下がったとき、どうやったら再び情熱を取り戻すことができるのだろうか? 経営・組織戦略コンサルタントの西野一輝氏は、2000人以上の経営者・著名人のインタビューを通し、やる気を高い人にはある行動・思考の法則があったという。著書『モチベーション下げマンとの戦い方』から一部を抜粋・再構成して紹介する。 働き方朝日新聞出版の本西野一輝 7/13