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「中国」に関する記事一覧

中国は「偽装漁民」を上陸させ尖閣諸島を“強奪”する?
中国は「偽装漁民」を上陸させ尖閣諸島を“強奪”する? 中国が11月23日に突然、東シナ海上空の空域を防空識別圏に設定したと発表した。尖閣諸島の上空を含み、日本の防空識別圏と重なるものだ。日本も米国も抗議をしたが、中国側はどこ吹く風。ただ着実に、尖閣諸島を実効支配するシナリオを進めている。取材したのは軍事ジャーナリストの黒井文太氏だ。
天安門テロ モンゴル人学者が「中国の9.11テロだ」と指摘
天安門テロ モンゴル人学者が「中国の9.11テロだ」と指摘 中国・北京市で10月28日、天安門前に車両が突入して炎上し、車に乗っていた3人が死亡、多くの観光客が死傷した事件で、中国当局はウイグル族の反政府グループによるテロだと発表した。事件に関与したとして、30日までにウイグル族の容疑者5人も拘束された。テロの背景に何があるのか。中国の少数民族問題に詳しい、楊海英(ヤンハイイン)静岡大学教授に聞いた。
中国政府を震撼させたスクープ「カドミウム汚染米」
中国政府を震撼させたスクープ「カドミウム汚染米」 公害病「イタイイタイ病」の原因物質でもある、カドミウム。このカドミウムに汚染された米が中国では出回っており、口にした農村部の人々は公害病のような症状に悩まされているという。この「カドミウム汚染米」問題を中国社会に知らしめたのは、週刊誌「新世紀」2011年2月14日号の特集「カドミウム汚染米の殺意」だった。同特集を担当した環境科技面責任者の宮靖記者に話を聞いた。

この人と一緒に考える

「島耕作」会長就任で弘兼氏、ユニクロ柳井氏に中国問題を聞く
「島耕作」会長就任で弘兼氏、ユニクロ柳井氏に中国問題を聞く サラリーマンのあこがれの的、総合電気産業テコット社長の島耕作(65)が、会社組織の「頂点」、会長に就任する。作者の弘兼憲史さん(65)が「会長の心得」を聞き出すために訪れたのは、ユニクロの柳井正・会長兼社長(64)。テコット、ユニクロともに直面する中国問題について語った。

特集special feature

    語られ始めた「沖縄独立」論 敏感に反応する中国
    語られ始めた「沖縄独立」論 敏感に反応する中国 「差別」「植民地」。本土への不信が強まる沖縄で頻繁に聞かれる言葉だ。そしてついに「独立」も語られ始めた。今年5月には、独立への思いを共有する大学教授や大学院生ら5人が「琉球民族独立総合研究学会」を設立。独立ができるかどうかを議論する場ではなく、独立する前提で研究を進めるという。
    中国絶望工場の若者たち
    中国絶望工場の若者たち 昨年、中国で吹き荒れた反日デモ。主体となったのが「第二代農民工」と呼ばれる人びとだ。都市への出稼ぎ農民の子供たち世代であり、彼ら自身も多くが農村戸籍でありながら都市部の工場などで働く。本書ではインタビューを通じて中国の急速な経済成長が抱える矛盾を体現する彼らの実像を浮き彫りにしている。  「第二代農民工」に共通するのは、親世代ほどどん欲でない点だ。残業などを控え、貯金もほどほどに、カラオケや服、スマートフォンなどに享楽的に消費する。工場での給与も決して安くはなく、昇給もある。経済的豊かさを享受している実感はあるが仕事に邁進はしない。  背景にあるのは、中国の都市部には我々日本人には見えにくい身分社会が未だに存在することだ。彼らは戸籍管理が厳しい都市では農民工であり、手厚い福祉を受けられる都市民にはなれない。都市では「半透明」な存在であり、がむしゃらに働き続けても、将来に希望を抱くことが許されない。彼らが享楽的に振る舞えば振る舞うほど、中国が抱える闇の深さが見えてくる。

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