能登半島地震・志賀原発 避難ルート「のと里山海道」は一時全面通行止め 避難計画は“絵空事”だった 元日に発生した能登半島地震で、北陸電力志賀原子力発電所については当日中に「異常なし」と発表された(後に訂正)。だが、原発事故があった際の避難ルート「のと里山海道」は複数カ所で陥没、一時、全面通行止めになった。石川県の激震地・輪島市や穴水町、七尾市は原発30キロ圏内だ。地震大国・日本で「原発震災」が再び起これば、近隣住民の避難はやはり困難を極める。 能登半島地震志賀原発 1/7
野村昌二 新聞紙とラップを使って腹巻き、車に防寒着…専門家が語る「真冬の地震」と「低体温症予防」への備え 地震は、時を選ばず起きる。真冬の地震に備えるにはどうすればいいか。防災コンサルタント事業を行う「防災クリエイティブマネージメント」(大阪府大阪狭山市)の防災アドバイザー、岡本裕紀子さんは「低体温症予防が何より重要」と強調する。 能登半島地震地震低体温症 1/6
池田正史 地震保険はやはり必要か 都道府県別の世帯加入率トップは宮城県、最下位は?【能登半島地震で見直す備え】 1月1日の夕方に起きた能登半島の地震では住宅など建物の倒壊や火災が相次ぎ、自然災害の恐ろしさを見せつけられた。地震への備えとして、地震保険について改めて考える人も少なくないのではないか。 地震保険能登半島地震 1/6
「被災者自身でのブルーシート張りは極力避けて」 被災地域にいる人に災害支援の専門家が伝えたいこと 1月1日に発生した、石川県能登地方を震源とする地震。石川県では5日午後2時の段階で94人の死亡が確認され、安否不明は222人にのぼる。県内では多数の建物が倒壊、約370カ所の避難所が開設され、3万3000人余りが避難している。 能登半島地震災害支援 1/6
野村昌二 「地滑りが発生しやすい」「海岸線ギリギリの家屋」 地震被害が大きくなりやすい能登半島ならではの特徴とは 元日の能登半島を、震度7の揺れが襲った。直後から懸命な救出活動が続いている。半島の下でいったい何が起きているのか――。 能登半島地震地震 1/5
福井しほ 輪島市・2階建てアパートが崩れ、生き埋めになった夫婦「スマホ一つと命だけが助かりました」 能登半島沖を震源とする最大震度7の地震で甚大な被害が出ている石川県輪島市。同市の会社員男性(49)と妻は倒壊したアパートで生き埋めになり、地震発生から約2時間後に駆けつけた消防署員らに救助された。救助を待つ間X(旧Twitter)で救助要請のSOSを発信していた男性に話を聞いた。 能登半島地震地震災害 1/5
福井しほ 津波警報が出ても避難しない親「前も大丈夫だったから」の間違った心理 後悔させない「声かけ」<能登半島地震> 1月1日午後4時10分ごろ発生した、石川県能登地方を震源とする地震は最大震度7を観測。国土交通省は3日、津波に襲われた同県珠洲市と能登町で約100ヘクタールの浸水を確認したことを明らかにした。 能登半島地震地震災害 1/4
今西憲之 能登半島地震発生からの2日間 余震続きで270人の避難所は満杯 津波で避難も火災に涙 元日に発生した能登半島地震で、3日夜までに70人超の死亡が確認された石川県。3万3千人以上が避難しているが、水道が止まり、停電している地域も多く、救援物資が届きづらい状況も続く。そうしたなか、県内を移動中に地震に遭い、穴水町の避難所で2日間過ごした、地元・石川3区(輪島市、珠洲市など)選出の近藤和也衆院議員(立憲民主)に避難所での様子を聞いた。 能登半島地震 1/4