今年のノーベル文学賞受賞者が描く 妊娠中絶が違法だった時代の「事件」 文芸評論家・斎藤美奈子さんが本に書かれた印象的な言葉をもとに書評する「今週の名言奇言」。今回は、「事件」(『嫉妬/事件』所収、アニー・エルノー、ハヤカワepi文庫 1188円・税込み)を取り上げる。 読書 11/15 週刊朝日
唐澤俊介 岡本太郎の初期作、実は“地味”だった 作風を変えた戦争という過酷な体験 「芸術は爆発だ!」──。晩年、そう言い残した岡本太郎。彼のイメージと言えば、ギラギラとした生命力を放つ絵画や彫刻だろう。しかし、初期作は「これをあの岡本太郎が?」と感じるほど“地味”だ。そこから浮かび上がる「世界のTARO」の新たな一面とは。 11/15 週刊朝日
岩合光昭 【岩合光昭】イタリア親父たちの語らいに紅一点 うら若き猫が場を盛り上げる 動物写真家・岩合光昭さんが見つけた“いい猫(こ)”を紹介する「今週の猫」。今回は、イタリア・シチリア島の「みんなのセニャリータ」です。 ねこ岩合光昭 11/15 週刊朝日
古賀茂明 どうなる? パナソニックの電池 古賀茂明 電気自動車(EV)で日本の自動車メーカーが世界に遅れをとったことはよく知られるようになった。トヨタの派手なCMは、同社がEV化の先端企業であるかのような印象を与えているが、世界では、米テスラが年間100万台超のペースでEV生産を伸ばし、それを中国勢が急追する中、トヨタのEV販売は年間数万台で存在感はゼロだ。しかも、同社の旗艦EV、bZ4Xは発売直後にお粗末な欠陥が発覚して全車リコールとなった。今後の見通しも暗い。 11/15 週刊朝日
亀井洋志 日本も米中戦争に巻き込まれる? 習近平、独裁強化の理由と迫る台湾有事Xデー 中国共産党の習近平総書記(国家主席)の1強体制が鮮明となった。10月の第20回中国共産党大会で3期目続投を決めた習氏は党内の異論を排し、独裁色を強めているように見える。台湾有事が懸念される中、米国や日本との緊張はより高まるのか。 11/15 週刊朝日
亡父に白装束ではなく好きな服を着させた 素人が納棺を手伝い感じたこと 「僕らがパンツをはかせても親父はありがとうとも言わない。死んでいるんだから。でも返ってくるものがあったんです」 読書 11/14 週刊朝日
黒田民子 【家つまみ】今夜の献立にいかが? 簡単でおいしい「ホクホクさつまいもご飯」 料理研究家の黒田民子さんが教える「家つまみでひとやすみ」。今回は「ホクホクさつまいもご飯」。 黒田民子 11/14 週刊朝日
追悼 村田兆治さん 完投を求め続けた男の「不本意」な最期 マサカリ投法で知られた名投手、村田兆治さんが突然の死を遂げた。11月11日未明、東京都世田谷区の自宅で火災が発生。意識不明の状態で運び出され、午前6時前に死亡が確認された。享年72。死因は一酸化炭素中毒とみられている。 11/14 週刊朝日
採点システムにミス発覚も…「アイスダンスは難解」の壁を超える観戦のコツ 10月28日、カザフスタンで行われた「デニス・テンメモリアルチャレンジ杯」において、フィギュアスケート・アイスダンスの村元哉中・高橋大輔組が金メダルを獲得した。アイスダンスの日本代表が国際スケート連盟公認試合で優勝したのは、史上初。3年目の「かなだい」が、昨季の四大陸選手権大会銀メダルに引き続き、新たな扉を押し開けた。 フィギュアスケート 11/14 週刊朝日
池田正史 授与式や伝達式のドレスコードは? 知られざる「叙勲のマナー」 秋の叙勲や褒章の受章者が今年も発表された。大方の人には縁遠い世界。本人も一生に一度あるかどうかの晴れ舞台で、戸惑うことも多いのではないか。多くの受章者をサポートしてきた日本橋三越本店の担当者に、知られざるマナーを聞いた。 11/14 週刊朝日
松岡かすみ シニア夫のDV 「暴力的な言動に我慢できない」妻たちの悲鳴 コロナ禍を経て、夫婦間のDV相談が過去最多を更新している。シニア世代で多いのが、夫から妻への乱暴な言動だ。熟年離婚も過去最多を記録している現在、状況を変えようと「動く」人も多い。そのコツと対策を追った。 11/14 週刊朝日
帯津良一 “がんと闘うな”の医師・近藤誠さん死去 帯津医師「あの世で会って話したいこと」 西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱する帯津良一(おびつ・りょういち)氏。老化に身を任せながら、よりよく老いる「ナイス・エイジング」を説く。今回のテーマは「医師・近藤誠さん」。 帯津良一 11/14 週刊朝日
延江浩 知は神の武器、格差も超越 「教育は励まし」を教えるインド映画 TOKYO FMのラジオマン・延江浩さんが音楽とともに社会を語る、本誌連載「RADIO PA PA」。インド映画『スーパー30 アーナンド先生の教室』について。 延江浩 11/13 週刊朝日
春風亭一之輔 一之輔が「桃太郎」を創作 鬼退治に最適なお供とは? 落語家・春風亭一之輔氏が週刊朝日で連載中のコラム「ああ、それ私よく知ってます。」。今週のお題は「合格」。 春風亭一之輔 11/13 週刊朝日
山田美保子 生放送中にメモしたくなる店! オーダーメイド練り切りの精度がすごすぎる 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、『大黒屋製菓舗』の「オーダーメイド練り切り」を取り上げる。 山田美保子 11/13 週刊朝日
白髪を隠す派? 染めないで見せる派? グレイヘア芸能人1位は 年齢を重ねれば、白髪が増えたり、髪のつやがなくなったりするのは自然なこと。とはいえ、何もせずに放っておけばいいというわけではない。染める、色を抜く、白髪で魅了する。芸能人のように、とはいかないまでも、参考にはしたい。あなたはどう楽しむ? 11/13 週刊朝日
森下香枝 五輪汚職の捜査が終結 高橋元理事起用の原点となった議事録入手 東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件は計5ルートに拡大し、大会組織委員会の高橋治之・元理事(78)は計4回逮捕され、著名企業のトップらを含む15人が起訴され、終結した。 11/13 週刊朝日
〈先週に読まれた記事ピックアップ〉102歳現役美容部員「何より自分のご機嫌をとる」 長生きと健康のためにいちばん大切なことは「今を楽しく」 ポーラ美容部員100歳メイク堀野智子102歳、今より元気に美しく長生き健康美容朝日新聞出版の本 6/12