一冊の本

5月号福島県立医科大学理事長 菊地臣一 Kikuchi Shinichi安静にしても、腰痛は治らない
5月号福島県立医科大学理事長 菊地臣一 Kikuchi Shinichi安静にしても、腰痛は治らない
昨年の夏、あるテレビ局で放送された腰痛の番組の監修に携わった。慢性腰痛(3カ月以上の腰痛)の85%は原因がわからない特発性のもので、その治療法として世界的に脚光を集めているのが、切らない腰痛治療「認知行動療法」である、という内容だ。
朝日新聞出版の本
著者から 6/15
4月号居酒屋評論家 太田和彦 Ota Kazuhiko居酒屋通い30年の集大成
4月号居酒屋評論家 太田和彦 Ota Kazuhiko居酒屋通い30年の集大成
会社勤めをやめてフリーになった40歳過ぎころから意識的に居酒屋通いを始め、もちろん酒好きゆえだが、そのうちそのことを本に書くようになった。名店ガイドやら、流儀やら、珍道中やら、手を替え品を替え30冊ほども書き、もう書くことはなくなったと思っていたがまだあった。
朝日新聞出版の本
著者から 4/21
4月号評論家 中川右介 Nakagawa Yusuke音楽に国境のあった時代の人間ドラマ
4月号評論家 中川右介 Nakagawa Yusuke音楽に国境のあった時代の人間ドラマ
「音楽に国境はない」とよく言われる。しかし、本当にそうなのだろうか。
朝日新聞出版の本
著者から 4/21
3月号ジャーナリスト 小林哲夫 Kobayashi Tetsuo社会運動のニューウェーブ
3月号ジャーナリスト 小林哲夫 Kobayashi Tetsuo社会運動のニューウェーブ
それは不思議な光景だった。
朝日新聞出版の本
著者から 4/21
3月号著作家・ライター 奥野宣之 Okuno Nobuyuki「ネットがあれば何でもできる」は本当か?
3月号著作家・ライター 奥野宣之 Okuno Nobuyuki「ネットがあれば何でもできる」は本当か?
このほど拙著『図書館「超」活用術』が刊行されることになりました。
朝日新聞出版の本
著者から 4/21
2月号作家 内田洋子 Uchida Yokoやっと見つけた
2月号作家 内田洋子 Uchida Yokoやっと見つけた
毎日の通勤先を持たないので、起きる時間も身づくろいも、一日どう過ごすかも、気の赴くままだ。
朝日新聞出版の本
著者から 2/15
2月号作家 村田喜代子 Murata Kiyokoあのときの宙吊り
2月号作家 村田喜代子 Murata Kiyokoあのときの宙吊り
昔から「宙ぶらりん」が好きだった。家を引っ越した翌朝のどっちつかずの気分がいい。そこで生活が始まると、もう普通になる。
朝日新聞出版の本
著者から 2/15
1月号東京大学高齢社会総合研究機構 特任教授 辻哲夫 Tsuji Tetsuo明るく未来志向、かつ名調子
1月号東京大学高齢社会総合研究機構 特任教授 辻哲夫 Tsuji Tetsuo明るく未来志向、かつ名調子
我が国は、人生90年時代を迎え、超高齢社会を迎えつつある。それは未知の社会でもあり、従来の考え方や仕組みの延長線上では対応しきれない。本書は、樋口先生が2013年から2015年にかけて東京大学法学部で行われた一連の「高齢者法」の講義を元にして書かれたものだ。
最初の読者から 1/26
1月号人事コンサルタント・作家 城繁幸 Jo Shigeyuki日本のモノ作り復活のエッセンス
1月号人事コンサルタント・作家 城繁幸 Jo Shigeyuki日本のモノ作り復活のエッセンス
新興国による追い上げやIT技術の浸透により、日本のモノ作りが岐路に立たされている。デジタル技術はマーケットに出た瞬間にコピーされ、海の向こうから同じような性能だがずっと廉価な製品がやってくる。じっくり腰を落ち着けて開発する余裕が、日の丸メーカーから消えつつある。
最初の読者から 1/26
12月号美容ジャーナリスト/エッセイスト 齋藤薫 Saito Kaoruお金をかけない“気づき”の美容、そこに人生の好循環が生まれる
12月号美容ジャーナリスト/エッセイスト 齋藤薫 Saito Kaoruお金をかけない“気づき”の美容、そこに人生の好循環が生まれる
この“一冊”は、本のサブタイトルにも、また帯のキャッチにも「気づき」という言葉を使っている。それが何を意味するのか、まずはそこから聞いてほしい。ずばり、ここでの“気づき”には、「お金をかけない」という意味をこめているのだ。たとえば、「人の悪口を言うと老ける」みたいな気づき。「老けない人が太らない」という気づき……。つまり“キレイになること”、また“若くいること”は、本来が驚くほど簡単である事実に“気づくための一冊”であり、だからそれほどお金がかからないことにも、“気づいてほしい一冊”となったのだ。
朝日新聞出版の本
著者から 12/2
12月号作家 大下英治 Ohshita Eiji男女双方から愛される女優・吉永小百合
12月号作家 大下英治 Ohshita Eiji男女双方から愛される女優・吉永小百合
浦山桐郎監督の『キューポラのある街』で、吉永小百合はまばゆいほどの輝きを放っていた。貧しいながらもけなげに生きぬく、埼玉は川口の鋳物工の娘・石黒ジュンを見事に演じ切った。吉永は、この一作で国民的美少女から演技派への脱皮のきっかけをつかみ、押しも押されもせぬ新人スターとなる。そして「サユリスト」の名を生んだ。
朝日新聞出版の本
著者から 12/2
11月号ミステリ書評家 若林踏 Wakabayashi Fumiちょっぴり怖い連作時代ミステリ
11月号ミステリ書評家 若林踏 Wakabayashi Fumiちょっぴり怖い連作時代ミステリ
畠中恵と聞いて、まず思い浮かぶのは「しゃばけ」シリーズだろう。江戸の大店「長崎屋」の若だんなと妖怪たちが活躍するこの時代劇ファンタジーは、基本的に賑やかで楽しい小説だ。カバーイラストに描かれるキュートな妖怪たちの姿も相まって、おそらく大半の読者は畠中小説を明るくポップなイメージで捉えているのではないだろうか。
朝日新聞出版の本
最初の読者から 11/12
この話題を考える
大谷翔平 その先へ

大谷翔平 その先へ

米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。

大谷翔平2024
アメリカ大統領選挙2024

アメリカ大統領選挙2024

共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。

米大統領選2024
本にひたる

本にひたる

暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。

自分を創る本
11月号作家 いしいしんじ Ishii Shinji「話」の小さな炎
11月号作家 いしいしんじ Ishii Shinji「話」の小さな炎
本をひらく。気づけば、遠く、声が浮かんでいる。
朝日新聞出版の本
最初の読者から 11/12
10月号ライター 豊島ミホ Toshima Miho梨の妖精が溶け込んだ、魔法のお話
10月号ライター 豊島ミホ Toshima Miho梨の妖精が溶け込んだ、魔法のお話
普段は自分の目も届かないような心の奥底を、さっと光がすべっていく。その道筋に、たくさんのがらくたが浮かび上がる。ああ自分はこんな余計なものを持っていた、あれもこれも不必要な思い込みだった。でも苦い思いが湧くだけじゃない。同じ光によって照らし出されるものの中には、ささやかな宝物も存在するし、やり直していくための地図もある。まだ行ける、がらくたは整理して、宝物をぎゅっと手ににぎって、この先に行きたい――希望と呼べるのかわからないほど小さいが、確かな気持ちが生まれる。
最初の読者から 10/1
10月号文筆家・ゲーム作家 山本貴光 Yamamoto Takamitsu成熟の神話を脱けて、幼さと未熟さを力に変える
10月号文筆家・ゲーム作家 山本貴光 Yamamoto Takamitsu成熟の神話を脱けて、幼さと未熟さを力に変える
『スローモーション考』『文学を〈凝視する〉』をはじめとする著書を通じて、小説や詩に表されていながら、そうと言われるまで人が気づかない機微や機構(メカニズム)を明らかにしてきた阿部公彦氏が批評の名手であることは、既に人の知るところであろう。『幼さという戦略』はその最新著である。
最初の読者から 10/1
9月号東京大学教授 山本史郎 Yamamoto Shiro「物語る人」〈ホモ・ファブラ〉とは誰か?
9月号東京大学教授 山本史郎 Yamamoto Shiro「物語る人」〈ホモ・ファブラ〉とは誰か?
ここ数十年の間に、科学技術の爆発的な進歩が個々人の生活に波及し、我々は豊かで便利な日常を享受するようになった。特にこの十年、スマホやSNSの日々の暮らしへの浸透ぶりには目ざましいものがある。
著者から 9/15
9月号国際日本文化研究センター教授 井上章一 Inoue Shoichi京都的な、たまらなく京都的な
9月号国際日本文化研究センター教授 井上章一 Inoue Shoichi京都的な、たまらなく京都的な
桂離宮なんか、そうたいしたところじゃない。やたらとほめたたえる人はいるが、どれも話がおおげさにすぎる。いいかげんにしてくれ、というような想いを、若いころ一冊の本にぶつけたことがある。『つくられた桂離宮神話』(1986年)が、それである。
著者から 9/15
8月号明治大学名誉教授 越智道雄 Ochi Michio「猛勉強少女」が“戦争”に勝利する日
8月号明治大学名誉教授 越智道雄 Ochi Michio「猛勉強少女」が“戦争”に勝利する日
筆者にとってヒラリー・ロダム・クリントンの魅力とは、牛乳瓶の底のごとき眼鏡をかけた学生時代の写真が示すような、「アメリカ中西部のひたむきな猛勉強少女」という原型から生まれてくる。
著者から 9/15
カテゴリから探す
ニュース
池上彰と佐藤優が解説 ウクライナ情勢とトランプ次期大統領の戦争停戦の「やり方」
池上彰と佐藤優が解説 ウクライナ情勢とトランプ次期大統領の戦争停戦の「やり方」
米大統領選2024
AERA 9時間前
教育
〈いい夫婦の日〉2児の母・青木裕子が語る子育て 「小学校受験を機に夫婦で子育てについて話す時間が増えました」
〈いい夫婦の日〉2児の母・青木裕子が語る子育て 「小学校受験を機に夫婦で子育てについて話す時間が増えました」
青木裕子
AERA with Kids+ 1時間前
エンタメ
三代目 J SOUL BROTHERSがAERAの表紙とインタビューに登場 「自分たちがかっこいいと思うものに情熱を燃やす」/『AERA』11月25日発売
三代目 J SOUL BROTHERSがAERAの表紙とインタビューに登場 「自分たちがかっこいいと思うものに情熱を燃やす」/『AERA』11月25日発売
AERA 1時間前
スポーツ
松山英樹をまた“勧誘”? 人気面で大苦戦「LIVゴルフ」次なる手は…新リーグの未来はどうなる
松山英樹をまた“勧誘”? 人気面で大苦戦「LIVゴルフ」次なる手は…新リーグの未来はどうなる
ゴルフ
dot. 1時間前
ヘルス
「寿命を決める臓器=腎臓」機能低下を示す兆候5つ  ダメージを受けてもほとんど症状が表れない
「寿命を決める臓器=腎臓」機能低下を示す兆候5つ  ダメージを受けてもほとんど症状が表れない
東洋経済オンライン 3時間前
ビジネス
〈見逃し配信〉「下請けでは終わりたくない」町工場で募らせた思い アイリスオーヤマ・大山健太郎会長
〈見逃し配信〉「下請けでは終わりたくない」町工場で募らせた思い アイリスオーヤマ・大山健太郎会長
トップの源流
AERA 10時間前