一冊の本

2月号下町ボブスレーネットワークプロジェクト ゼネラルマネージャー 細貝淳一 Hosogai Junichi全力で夢を追いかける
2月号下町ボブスレーネットワークプロジェクト ゼネラルマネージャー 細貝淳一 Hosogai Junichi全力で夢を追いかける
下町ボブスレーは、大田区の町工場が力を合わせてボブスレー競技のソリを開発・製作し、五輪出場を目指すプロジェクトだ。6年間に10台ものソリを作り、日本ボブスレー連盟から2回の不採用通告を食らっても、夢をあきらめず世界に行動範囲を広げ、映画「クール・ランニング」で有名なジャマイカボブスレーチームに採用された。本書『下町ボブスレーの挑戦』を11月末に脱稿した時、私たち下町プロジェクトはジャマイカチームとともに五輪参戦に王手をかけていた。
朝日新聞出版の本
著者から 2/1
2月号経済ジャーナリスト 荻原博子 Ogiwara Hirokoひと昔前の「ふつう」が落とし穴
2月号経済ジャーナリスト 荻原博子 Ogiwara Hirokoひと昔前の「ふつう」が落とし穴
40代、50代といえば、働き盛り。70代、80代のご老人に比べると、気力も体力も充分にあると誰もが思うことでしょう。
朝日新聞出版の本
著者から 2/1
1月号作家 柴崎友香 Shibasaki Tomoka生き延びたものの声
1月号作家 柴崎友香 Shibasaki Tomoka生き延びたものの声
最初の一行を読み始めた瞬間から、その声が体の中にするすると入り込んできて、そのまま最後の一ページまで、その声が語る戦場や夢をともにさまようことになった。
朝日新聞出版の本
最初の読者から 1/1
1月号京都精華大学国際マンガ研究センター教授 吉村和真 Yoshimura Kazuma漫画の歴史をより豊かにする方法
1月号京都精華大学国際マンガ研究センター教授 吉村和真 Yoshimura Kazuma漫画の歴史をより豊かにする方法
「鳥獣人物戯画」略して「鳥獣戯画」は、平安時代末期の鳥羽僧正覚猷(かくゆう)作と目される、全四巻の墨画絵巻である。京都は高山寺(こうざんじ)に伝わり、現在は国宝として京都と東京の国立博物館に寄託保管されている。テレビや学校教科書などで紹介されてきたこともあり、兎と蛙の相撲や猿が袈裟を着て読経するあたりの場面は広く知られている。
朝日新聞出版の本
最初の読者から 1/1
12月号精神科医 保坂隆 Hosaka Takashiメンタルは体より先に老化する
12月号精神科医 保坂隆 Hosaka Takashiメンタルは体より先に老化する
先日、東京駅の構内でショッキングなシーンに遭遇しました。若いビジネスマンが、キャリーバッグを引いて歩いていたのですが、近くにいた60~70代くらいの男性の足に当たりそうになったのです。
朝日新聞出版の本
著者から 12/1
12月号エッセイスト 小島慶子 Kojima Keiko“母娘問題の総集編”
12月号エッセイスト 小島慶子 Kojima Keiko“母娘問題の総集編”
信田さん自ら“母娘問題の総集編”と銘打つ一冊。母娘関係に悩む人、興味がある人は他の何よりもまずこの本を読むことをお勧めします。臨床心理士として、早くからこの問題に取り組んできた信田さん。本書では母娘問題の歴史を繙き、詳細な事例とともに、何が問題かを丁寧に分析し、新たな課題を提示しています。
朝日新聞出版の本
最初の読者から 12/1
11月号朝日新聞記者 鯨岡仁 Kujiraoka Hitoshiデフレ全史――日銀と政治の水面下の攻防
11月号朝日新聞記者 鯨岡仁 Kujiraoka Hitoshiデフレ全史――日銀と政治の水面下の攻防
「デフレ世代」という言葉がある。1980年代後半以降に生まれ、物心がついたときには、物価や賃金が上がらず、むしろ下がっていく状況が日常だったという、いま30代前半までの世代である。各種調査によれば、この世代は、見栄のために高価なものを買ったりすることはなく、必要かつ自分が納得したものだけにお金を使う。安定志向が強く、終身雇用を好む傾向にあるという。  デフレーション(デフレ)とは、物価が持続的に下がり続け、一国の経済規模を示す「名目国内総生産(GDP)」が増えないか、あるいは縮んでいく現象を指す。
朝日新聞出版の本読書
著者から 11/1
11月号大阪市立大学大学院疲労医学講座特任教授 梶本修身 Kajimoto Osami現代人を蝕む「理由なきぐったり」の正体
11月号大阪市立大学大学院疲労医学講座特任教授 梶本修身 Kajimoto Osami現代人を蝕む「理由なきぐったり」の正体
人類史上、最も疲れやすい時代――。
朝日新聞出版の本読書
著者から 11/1
10月号竹山博英 Takeyama Hirohideプリーモ・レーヴィの祖先の地
10月号竹山博英 Takeyama Hirohideプリーモ・レーヴィの祖先の地
プリーモ・レーヴィはトリーノで生まれ、死ぬまでトリーノで暮らした。そして父のチェーザレも子供の時からトリーノで暮らしていたので、レーヴィはトリーノの作家というイメージがあった。そのため彼の祖先の地がベーネ・ヴァジエンナであることは知っていたが、そこを訪ねるのは何となく後回しになっていた。この町はピエモンテ州の南部にあり、人口は3千ほどだが、鉄道が通っていなくて、交通の便が良くないという点もあった。
朝日新聞出版の本
著者から 10/2
10月号尾藤誠司 Bito Seiji他者と社会につながる「感じ考える身体」
10月号尾藤誠司 Bito Seiji他者と社会につながる「感じ考える身体」
医療(ここでは西洋医学に基づいた医療を指します)という職業を一言でと問われたら、「科学(医学)という道具を使って、人間が持っている壊れた部分を見つけ出して、それを修復すること」だと答えています。私も含めた医師たちは卒前の医学部教育から卒後専門家としての生涯にわたる成長の過程で、ずっと「科学(医学)という道具を使って、人間が持っている壊れた部分を見つけ出して、それを修復する」ための能力を磨き続けることに邁進していきます。そして、患者が持っている問題を最速で見つけ出し、最適な解をそこに提示することができる人間が「名医」と呼ばれます。そのプロセスにおいて重要になるのは、「逸脱していることは悪いことである」という前提や、「すべての病気はメカニズムの破たんに基づく因果モデルで説明することができる」という前提、さらには、「問題は解決されなければならない」という前提であったりします。このような前提をもとに、私たち医師は日々のトレーニングを続けています。いうなれば、医師は、問題を特定し、評価し、因果モデルに基づいてその問題を迅速に解決するエキスパートとしての訓練を受け続けている職種であるといえます。それは、一方向性で、絶対で最適な解を導き出す思考を表しています。
朝日新聞出版の本
最初の読者から 10/2
9月号沖縄タイムス記者 阿部岳 Abe Takashiきょうの沖縄はあすの本土
9月号沖縄タイムス記者 阿部岳 Abe Takashiきょうの沖縄はあすの本土
SOSが深い森に吸い込まれ、どこにも届かないまま消えていく。高江(たかえ)に通った2016年後半、そんな無力感と格闘し続けた。
朝日新聞出版の本
著者から 9/1
9月号書評サイト「HONZ」代表 成毛眞 Naruke Makoto他人の失敗を笑う“文系脳”が日本を滅ぼす
9月号書評サイト「HONZ」代表 成毛眞 Naruke Makoto他人の失敗を笑う“文系脳”が日本を滅ぼす
今年8月、宇宙ベンチャーのインターステラテクノロジズが小型ロケットの打ち上げを挙行した。残念ながらエンジンが緊急停止し、ロケットは宇宙空間に到達しなかった。
朝日新聞出版の本
著者から 9/1
この話題を考える
医師676人のリアル

医師676人のリアル

すべては命を救うため──。朝から翌日夕方まで、36時間の連続勤務もざらだった医師たち。2024年4月から「働き方改革」が始まり、原則、時間外・休日の労働時間は年間960時間に制限された。いま、医療現場で何が起こっているのか。医師×AIは最強の切り札になるのか。患者とのギャップは解消されるのか。医師676人に対して行ったアンケートから読み解きます。

あの日を忘れない

あの日を忘れない

どんな人にも「忘れられない1日」がある。それはどんな著名な芸能人でも変わらない。人との出会い、別れ、挫折、後悔、歓喜…AERA dot.だけに語ってくれた珠玉のエピソード。

インタビュー
国際女性デー

国際女性デー

3月8日は国際女性デー。AERA dot. はこの日に合わせて女性を取り巻く現状や課題をレポート。読者とともに「自分らしい生き方、働き方、子育て」について考えます。

国際女性デー
8月号作家 中島京子 Nakajima Kyoko本とゴースト
8月号作家 中島京子 Nakajima Kyoko本とゴースト
香港から友人夫妻が訪ねてきた。
朝日新聞出版の本
著者から 8/3
8月号東京外国語大学大学院教授 岡田昭人 Okada Akito世界一の名門大学の子育て理論を
8月号東京外国語大学大学院教授 岡田昭人 Okada Akito世界一の名門大学の子育て理論を
イギリスの教育専門誌『タイムズ・ハイアー・エデュケーション』が発表する「THE世界大学ランキング」の2016年~2017年版において、アメリカのハーバード大学をはじめ、世界のトップエリート大学をおさえ、イギリスのオックスフォード大学が堂々のトップワンに輝きました。日本の東京大学(39位)や京都大学(91位)ははるか後方にランキングされています。
朝日新聞出版の本
著者から 8/3
7月号福山大学経済学部教授 中沢孝夫 Nakazawa Takao神は細部に宿る
7月号福山大学経済学部教授 中沢孝夫 Nakazawa Takao神は細部に宿る
いったん嘘をつくと、個人でも法人でも「人」は引き返すのが難しくなる。「信用」は失うと取り戻すことがむずかしいことは誰もが知っているからだ。にもかかわらず、人は、なんとかなると自らに言い聞かせ、その場を糊塗し、問題を先送りし、ついには万事休す、となる。
朝日新聞出版の本
最初の読者から 8/1
7月号コラムニスト 香山二三郎 Kayama Fumiroネゴシエイターは老いても裏切らない
7月号コラムニスト 香山二三郎 Kayama Fumiroネゴシエイターは老いても裏切らない
60歳といえば、かつては爺(じじい)もいいところだった。
朝日新聞出版の本
最初の読者から 8/1
6月号日本国際交流センター執行理事 チーフ・プログラム・オフィサー 毛受敏浩 Menju Toshihiro世界は、日本は人口減少で没落すると見ている
6月号日本国際交流センター執行理事 チーフ・プログラム・オフィサー 毛受敏浩 Menju Toshihiro世界は、日本は人口減少で没落すると見ている
「人口減少」という暗雲が日本の将来に大きな深い影を落としている。2008年から始まった日本の人口減少は、年を追うごとにその減少の幅が拡大して、さらに急ピッチで加速している。すでに、公立の小中高校の廃校が毎年500校を超えるペースで10年以上続いている。それでもまだ、人口減少の入り口に立ったにすぎない。
朝日新聞出版の本
著者から 6/15
6月号ノンフィクション作家 石井光太 Ishii Kotaお産現場を旅する
6月号ノンフィクション作家 石井光太 Ishii Kotaお産現場を旅する
世界の人々は、どのように赤ちゃんを産んで、育てているのだろう。
朝日新聞出版の本
著者から 6/15
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