一冊の本

2月号深掘型暗渠研究家 吉村生Yoshimura Nama鳥と蛙の眼で見つめるまちの記憶
2月号深掘型暗渠研究家 吉村生Yoshimura Nama鳥と蛙の眼で見つめるまちの記憶
朝日新聞出版より、2月20日発売予定
著者から 2/3
1月号北海道テレビディレクター 藤村忠寿 Fujimura Tadahisa2週間分の日々を振り返りつづけて
1月号北海道テレビディレクター 藤村忠寿 Fujimura Tadahisa2週間分の日々を振り返りつづけて
朝日新聞出版より1月7日発売予定
著者から 1/6
1月号作家 長嶋有 Nagashima Yu態度は言葉でもある
1月号作家 長嶋有 Nagashima Yu態度は言葉でもある
先生が先生をいじめる。  市長が抗議の座り込みをする。
著者から 1/6
12月号玉川大学文学部名誉教授 岡本裕一朗Okamoto Yuichiro思考実験は何のために?
12月号玉川大学文学部名誉教授 岡本裕一朗Okamoto Yuichiro思考実験は何のために?
『世界を知るための哲学的思考実験』 朝日新聞出版より12月20日発売予定
著者から 12/2
12月号文芸評論家 末國善己Suekuni Yoshimi菓子屋乗っ取りの陰謀に挑む凄腕鍼灸師
12月号文芸評論家 末國善己Suekuni Yoshimi菓子屋乗っ取りの陰謀に挑む凄腕鍼灸師
『たすけ鍼(ばり) 立夏の水菓子』山本一力著 朝日文庫から12月6日に発売予定
最初の読者から 12/2
12月号宗教学者・上智大学グリーフケア研究所所長 島薗 進Shimazono Susumu身につまされる「老い」の事例
12月号宗教学者・上智大学グリーフケア研究所所長 島薗 進Shimazono Susumu身につまされる「老い」の事例
精神科医がみた老いの不安・抑うつと成熟 (朝日選書) 竹中 星郎
最初の読者から 12/2
11月号書評家 吉田伸子 Yoshida Nobuko臆することなく自分の道を進んだ幕末の女商人・大浦慶を描く
11月号書評家 吉田伸子 Yoshida Nobuko臆することなく自分の道を進んだ幕末の女商人・大浦慶を描く
知らなかった。幕末にこんな女丈夫がいたことを。その名は、大浦慶(おおうらけい)。楠本(くすもと)イネ、道永栄(みちながえい)とともに、“長崎三大女傑”に連なる一人である。本書はその、大浦慶の生涯を描いた物語である。
最初の読者から 11/1
11月号文芸評論家 末國善己 Suekuni Yoshimi斬新な楠木正成が伝える現代へのメッセージ
11月号文芸評論家 末國善己 Suekuni Yoshimi斬新な楠木正成が伝える現代へのメッセージ
2017年12月23日に葉室麟さんが急逝されて、早くも二年近くになった。亡くなった後も、『玄鳥さりて』『雨と詩人と落花と』『青嵐の坂』などが続々と刊行されたのは、ハイペースで高いクオリティの作品を発表されていた葉室さんらしいといえる。だが残念なことに、葉室さんの新作小説が読めるのは、楠木正成を軸に南北朝の騒乱を描くも未完に終わった『星と龍』が最後となる。
最初の読者から 11/1
10月号文芸評論家 末國善己 Suekuni Yoshimi合戦ではなく外交に着目した新境地
10月号文芸評論家 末國善己 Suekuni Yoshimi合戦ではなく外交に着目した新境地
赤神諒は、2017年、九州の戦国大名・大友家のお家騒動を題材にした『大友二階崩れ』で第九回日経小説大賞を受賞してデビューした。それからの活躍はすさまじく、大友家の歴史をたどる“大友サーガ”を四作、応仁の乱期の忍者の戦いを描く『神遊の城』、越前の朝倉家を最後まで支えた知られざる名将・山崎吉家を主人公にした『酔象の流儀 朝倉盛衰記』などを立て続けに発表している。戦国の合戦ではなく外交戦に着目した新作『計策師』は、歴史小説の新たな旗手となった著者の新境地を開いたといえる。
最初の読者から 10/1
9月号作家 菅原 圭Sugawara Kei「老入」のススメ
9月号作家 菅原 圭Sugawara Kei「老入」のススメ
長くなる老いの日をどう生きていくか?
著者から 9/2
9月号朝日新聞国際報道部記者 峯村健司 Minemura Kenji中国ルポができた最後の特派員
9月号朝日新聞国際報道部記者 峯村健司 Minemura Kenji中国ルポができた最後の特派員
「中国のゴビ砂漠のルポ、できないかな?」
著者から 9/2
8月号教育ジャーナリスト 朝比奈なをAsahina Naoさまざまな困難が集中する「教育困難校」
8月号教育ジャーナリスト 朝比奈なをAsahina Naoさまざまな困難が集中する「教育困難校」
昨年秋、あるテレビドラマが放送された。1980年代に連載が始まった漫画が原作で、主人公は学力の高くない高校、いわゆる「底辺校」に通う男子高校生2人である。彼らを始め登場する高校生たちは男女ともに、当時、全盛期だった「ツッパリ」や「ヤンキー」と称されていた高校生特有の髪形や制服の着方をしている。そして友情や恋愛のために、あるいはライバル校生徒との抗争に不器用かつエネルギッシュに行動する。
著者から 8/1
この話題を考える
大谷翔平 その先へ

大谷翔平 その先へ

米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。

大谷翔平2024
アメリカ大統領選挙2024

アメリカ大統領選挙2024

共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。

米大統領選2024
本にひたる

本にひたる

暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。

自分を創る本
8月号数学研究家 冨島佑允Tomishima Yusuke私たちは数学とともに生きている
8月号数学研究家 冨島佑允Tomishima Yusuke私たちは数学とともに生きている
紀元前6世紀頃、ピタゴラスは古代オリエント世界のあちこちを旅して、各地で独自に発展していた数学の知識を学んで回りました。そして、この世界は数学の法則で動いているのだという悟りに達します。彼は、その悟りを教義として人々に伝えるため、宗教団体「ピタゴラス教団」を設立しました。
著者から 8/1
8月号現代アラブ文学研究者 岡 真理Oka Mariヨーロッパ側からではなく、難民となる人間の側からその経験を描く。
8月号現代アラブ文学研究者 岡 真理Oka Mariヨーロッパ側からではなく、難民となる人間の側からその経験を描く。
2015年夏、すし詰めのゴムボートで、命懸けで地中海を渡る難民たちの姿が連日、大きく報道された。大陸の端に辿り着いた彼らが目指したのはドイツだった。この年、ドイツには100万を超える難民がやって来た。四割がシリア難民だ。本書の著者、ユスラ・マルディニもあの夏、ドイツを目指した何十万というシリア難民の一人だった。
最初の読者から 8/1
7月号朝日新聞編集委員(前ソウル支局長)牧野愛博 Makino Yoshihiro関係改善の道筋は見えるか?
7月号朝日新聞編集委員(前ソウル支局長)牧野愛博 Makino Yoshihiro関係改善の道筋は見えるか?
日本と韓国の関係悪化が叫ばれて久しい。
著者から 7/1
7月号早稲田大学理事・文学学術院教授 渡邉義浩 Watanabe Yoshihiro人事の仕組みから『三国志』を繙く
7月号早稲田大学理事・文学学術院教授 渡邉義浩 Watanabe Yoshihiro人事の仕組みから『三国志』を繙く
本書は、『三国志[さんごくし]』の入門書ではない。どちらかと言えば、『三国志』に興味があって、少し本を読んでみたが、いま一つ『三国志』が理解できなかった、という方々に向けた本である。
著者から 7/1
6月号新聞労連委員長 南 彰 Minami Akira政治とメディアのあり方を問い直す
6月号新聞労連委員長 南 彰 Minami Akira政治とメディアのあり方を問い直す
いま、既存の新聞・テレビの記者から自尊心が失われつつある。
朝日新聞出版の本読書
著者から 6/3
5月号文化庁文化財調査官 森先一貴 Morisaki Kazuki「日本文化」の深層に挑む
5月号文化庁文化財調査官 森先一貴 Morisaki Kazuki「日本文化」の深層に挑む
いま、海外に向けて日本の文化的な魅力を発信する動きが活発だ。それは伝統の食やわざ、美など多方面にわたる。それが功を奏してであろう、訪日外国人観光客数も急増している。これから人口減少が避けられない以上、このままでは、日本経済にかつてのような成長を望める状況にはないと言われる。観光や地域振興への注力は、そうした現実を見据えた立国戦略というわけである。
朝日新聞出版の本
著者から 5/1
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