麻生太郎氏が派閥で総裁選候補の縛りをかけなかったわけ 党内最大の“組織票”の行方は 9月12日告示、27日投開票の自民党総裁選では、最多の12人が出馬の意向を示し、これまでにない激戦・混戦が予想される。事実上、派閥の縛りがなくなり、各自の判断で候補を選ぶことができる。そんななか注目されるのは、いまだ派閥を継続している麻生派の会長、麻生太郎副総裁の言動だ。河野太郎デジタル担当相を支持する構えだが、派閥全体で一本化はしない。自らの影響力を残すための“保険”を他候補にかけているようにもみえる。キングメーカーにとっても難しい総裁選。政治ジャーナリストの安積明子氏に聞いた。 麻生太郎河野太郎総裁選麻生派 9/1
立憲民主党の代表選、自民党の総裁選直後で埋没? 党内から「うちは学級委員会の選挙」との揶揄も 立憲民主党の代表選が、9月7日告示、23日投開票と決まった。どういう狙いで日程が決まったのかはわからないが、自民党総裁選が20日に実施されるため埋没する可能性もある。裏金問題で自民党が支持を失っている今こそ政権奪取に向けた千載一遇のチャンスのはずだが、党内の“実力者”たちによる支持固めが表に裏にと活発化しているのが現状だ。小沢一郎氏の動きにも注目が集まる。こうした動きについて政治ジャーナリストの安積明子氏に聞いた。 泉健太小沢一郎立憲民主党代表選 8/7
エッフェル、密会、秘書給与詐取事件…広瀬めぐみ氏は自民党離党でも歳費、期末手当はそのまま またもや国会議員の「政治とカネ」の問題が浮上した。自民党の広瀬めぐみ参院議員(7月30日に離党)をめぐる秘書給与詐欺事件だ。自民党女性局のパリ研修旅行でのごたごたや外国人男性との密会など、何かと世間を騒がせてきた広瀬氏だが、今回は検察が捜査に乗り出した。国会議員の政策担当秘書の経験がある政治ジャーナリストの安積明子氏はどう見たか。 広瀬めぐみエッフェル姉さん秘書給与詐取疑惑 7/31
石丸氏を意識?小池都知事の選挙戦が終盤に変化 露出少ない蓮舫氏「本人はもっと演説やりたい」 なんとも不思議な選挙という印象だ。2024年6月20日告示・7月7日投開票の東京都知事選は、史上最多の56人が出馬しただけではない。またおよそ都知事選と無関係に見えるポスターが掲示され、問題視されただけではない。取材を重ねるほどに、気味の悪さが残っていく。その正体はいったい何なのか――。 小池百合子蓮舫石丸伸二都知事選 7/6
“賞味期限”の過ぎた「小池百合子」にすがる萩生田光一氏 欲しいのは公明党との太いパイプ 東京都の小池百合子知事は都議会第2回定例会の最終日である6月12日、7月の次期都知事選に出馬することを表明した。これに先立つ1時間ほど前、すでに同知事選に出馬表明している蓮舫参院議員は、立憲民主党に離党届を提出した。 小池百合子萩生田光一蓮舫都知事選公明党 6/16
自民、公明20年超の連立関係が終わる可能性はある? パー券公開基準額の合意決裂が分岐点に 後半国会の最大のテーマといえる政治資金規正法改正をめぐり、自民党と公明党は法案の共同提出を諦めた。両党は5月9日に改正案の概要を取りまとめ、合意できなかったパーティー券購入者の公開基準額についても、公明党の山口那津男代表が「方向性は確認できた」と述べるなど、前向きな姿勢を示していた。 山口那津男公明党 5/21
落日の“女帝”小池百合子知事 創価学会女性部が乙武氏支援に動き出すも「表層的メンツ」 2016年の都知事選に国政から転出して以来、東京都に君臨し続けてきた小池百合子知事だが、ここにきてその威光に影が見え始めている。原因のひとつとして考えられるのは、4月10日発売の文藝春秋5月号が、かねてくすぶっていた小池知事のカイロ大学(首席)卒業をめぐる経歴詐称疑惑を報道したことだろう。28日投開票の衆院東京15区(江東区)の補欠選挙では、自らが立候補を主導した乙武洋匡氏の応援に奔走しているが……。 小池百合子東京15区 4/26
小池都知事の経歴詐称疑惑が選挙戦に与える影響と気になる萩生田氏の求心力 衆院補選15区 衆院補選が4月15日に告示された。注目の東京15区では、直前まで自民党をはじめ各党にさまざまな動きが見られた。経歴詐称疑惑が取り沙汰される小池百合子都知事や、自民党の裏金問題で処分を受けた萩生田光一都連会長ら、選挙に何かしら影響を及ぼすとみられるキーマンの動静が気になるところだ。政治ジャーナリストの安積明子氏に聞いた。 小池百合子萩生田光一乙武洋匡東京15区 4/16
岸田文雄首相が旧統一教会と接点の盛山正仁文科相を切れないわけ “裏金”解散の安倍派議員は反発 岸田文雄首相はいま、四面楚歌(そか)に陥っている。自民党派閥のパーティー券による“裏金”問題をめぐって党内に政治刷新本部をつくり、その本部長に就任したものの、1月下旬に中間とりまとめを発表する前に前月まで会長を務めていた宏池会の解散を宣言。それが茂木敏充幹事長とともに「トロイカ体制」を組んできた麻生太郎副総裁の逆鱗(げきりん)に触れたのだ。 岸田首相盛山正仁麻生太郎 2/14
パー券“裏金”より額がでかい政策活動費 報告書への記載必要なし 選挙年の自民党は17億円超 しんぶん赤旗の報道をきっかけに発覚した自民党派閥のパーティー券をめぐる“裏金”疑惑は、「令和のリクルート事件」とも言われている。12月19日には安倍派と二階派の事務所に東京地検特捜部が強制捜査に入り、永田町は騒然とした空気に包まれた。そして今回、問題となったパーティー券とは別の政治資金についても問題視する声が出ている。 政策活動費安倍派裏金 12/27
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