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國府田英之

國府田英之

プロフィール

1976年生まれ。全国紙の記者を経て2010年からフリーランスに。週刊誌記者やポータルサイトのニュースデスクなどを転々とする。家族の介護で離職し、しばらく無職で過ごしたのち20年秋からAERAdot.記者に。テーマは「社会」。どんなできごとも社会です。

國府田英之の記事一覧

人口増加率全国1位「千葉県流山市」は本当に“住みやすい街”なのか 学校や地域の「格差」を指摘する声も
人口増加率全国1位「千葉県流山市」は本当に“住みやすい街”なのか 学校や地域の「格差」を指摘する声も 人口増加率が6年連続で全国1位となり、注目されている千葉県流山市。ここ数年は、流山市を称賛する書籍が出されたり、「住みやすい街」としてメディアに取りあげられたりすることも多い。だが、当の住民たちに取材をすると、人口急増によりさまざまな問題が生じているようだ。住民からは「市が良い面ばかりを宣伝している」と、冷ややかな本音も聞こえる。
盗撮1万人&画像販売しても“実刑”にはならない? 盗撮犯罪に「時効」は必要なのか
盗撮1万人&画像販売しても“実刑”にはならない? 盗撮犯罪に「時効」は必要なのか 2月14日、商業施設などで100人以上の女性に盗撮を繰り返したとして46歳の男が京都府警に逮捕された。この男は一部で「カリスマ撮り師」と呼ばれており、10年以上も盗撮で生計を立てていたとされる。盗撮の時効である3年が過ぎるのを待ってからアダルト動画サイトで販売していたとみられる。男は逮捕されたが、盗撮された画像はネットで拡散され続ける可能性がある。それにもかかわらず、なぜ時効が設けられているのか。性犯罪に詳しい弁護士は「時効に焦点をあてた法改正が必要だ」と指摘する。
学童野球チーム「難聴の主将」の1年間 「もうやめたい…」でも最後までやりきれた理由とは
学童野球チーム「難聴の主将」の1年間 「もうやめたい…」でも最後までやりきれた理由とは 生まれつき両耳が聞こえないハンディを抱えながら、学童野球チームでキャプテンを任された少年がいる。指示や声かけが上手にできずに、「キャプテンも野球もやめたい」と悩んだこともあったが、みんなに支えられて最後まで大役を務めきった。なぜ、彼は頑張りきれたのか。少年と、彼を見守り続けた大人たちに会いに行った。
学童野球の「お茶当番」は本当に必要か 親の負担減を図る “チーム越谷”の挑戦
学童野球の「お茶当番」は本当に必要か 親の負担減を図る “チーム越谷”の挑戦 学童野球の悪しき慣習として、たびたびやり玉にあがる「お茶当番」などの保護者の雑用。他の競技に比べて高いとされる用具代も含め、親の負担が大きいというイメージが、子どもたちの野球離れの一因になっているとも指摘されてきた。だが、最近は保護者と指導者が相談しながらお茶当番などを撤廃し、親の負担軽減に努めているチームも多くなってきた。そんな活動に取り組んでいる、埼玉県越谷市のチーム関係者を取材した。
千葉の「進学校」はなぜ制服自由化に“失敗”したのか 金髪、遅刻、志願者減…生徒が変わってしまったワケ
千葉の「進学校」はなぜ制服自由化に“失敗”したのか 金髪、遅刻、志願者減…生徒が変わってしまったワケ 全国各地の中学や高校で、私服での登校を認める動きが広がりつつある。生徒の主体性を育むことや多様性の観点などから好意的に受け止められているが、過去には、服装を自由化した後にさまざまな問題が生じて一時は人気も落ちてしまい、制服を再導入した高校もある。私服に変えたことで、その学校の中では何が起きたのか。「服装の自由」がプラスに作用しなかったのはなぜなのか。関係者を取材した。
移住者は「都会風を吹かさないよう」「品定めされるのは自然」 福井県池田町の担当者が語った“問題文”の真意
移住者は「都会風を吹かさないよう」「品定めされるのは自然」 福井県池田町の担当者が語った“問題文”の真意 福井県池田町の広報誌に掲載された「池田暮らしの七か条」に、移住者への提言として「都会風を吹かさないよう」「品定めされることは自然です」といった表現があり、一部で批判が出ていると報じられた。現在は町のホームページにも提言が掲載されているが、なぜこうした文言が掲載されることになったのか。町の担当者に真意を尋ねると、小さな田舎町に根付く慣習と、田舎暮らしを夢見てやってきた移住者とのギャップを解消したい、という意図を語った。
「スシロー迷惑行為」高校に苦情電話殺到 過剰なクレームは“犯罪”になる可能性も
「スシロー迷惑行為」高校に苦情電話殺到 過剰なクレームは“犯罪”になる可能性も 回転ずし大手「スシロー」での迷惑行為を行った少年が通う高校に、苦情の電話が殺到している。学校側は「一日中、電話が鳴りやまない状況が続いています」と疲弊している様子で、かなり強い叱責を受けることもあるようだ。迷惑行為への怒りは分かるが、過度の苦情や使う言葉を間違えると、うっかり加害者になってしまうリスクもある。
うつ病理由に辞職の水道橋博士への批判で露わに 「ハンディを抱える議員に優しくない」国会
うつ病理由に辞職の水道橋博士への批判で露わに 「ハンディを抱える議員に優しくない」国会 うつ病を理由に参院議員を辞職した水道橋博士さん(60)に対し「給料泥棒」などと厳しい声が飛んでいる。過去や最近も、不祥事を起こしたのに辞職せず、給料泥棒と言われても仕方ない醜態をさらした議員がいたため、政治家に対する国民の目が厳しくなるのも無理はない。だが、国会運営や議員の事情に詳しい専門家は「水道橋博士さんの件はそうした悪例とは切り離して考えてほしい」と話し、病気や障害を持つ人が議員を続けやすくする仕組みの整備を訴える。
「その収入でよく結婚できたな」 芸能人や他人の“結婚報告”に中傷コメントを書き込む惨めな心理
「その収入でよく結婚できたな」 芸能人や他人の“結婚報告”に中傷コメントを書き込む惨めな心理 著名人や身近な人の結婚はおめでたい話。だが、それを知った人への直接的影響や実害はないはずなのに、なぜときにネット上で批判や中傷コメントが書き込まれたり、現実社会でもチクリとものを申したりする人がいるのか。対人心理や恋愛心理を研究する専門家は、その根っこには人間誰もが持つ「嫉妬の心」が働いていると指摘する。

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