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國府田英之

國府田英之

プロフィール

1976年生まれ。全国紙の記者を経て2010年からフリーランスに。週刊誌記者やポータルサイトのニュースデスクなどを転々とする。家族の介護で離職し、しばらく無職で過ごしたのち20年秋からAERAdot.記者に。テーマは「社会」。どんなできごとも社会です。

國府田英之の記事一覧

ツイッター社「メール一本」で大量解雇は合法なのか 「日本で裁判になれば解雇無効も」と専門家
ツイッター社「メール一本」で大量解雇は合法なのか 「日本で裁判になれば解雇無効も」と専門家 テスラの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスク氏が買収したツイッター社をめぐる大規模なリストラの余波は、日本法人の従業員にも及んだようだ。米ツイッター社は大量の従業員に「メールで解雇を通知した」と報じられているが、日本法人の従業員がこのような形で解雇されることに法的問題はないのか。労働問題に詳しい専門家は「日本で裁判になれば解雇無効となる可能性はある」と指摘する。
知的障害者が7割の企業 健常者の27歳社員が得た気づき「スタートの位置が人によって違うだけ」
知的障害者が7割の企業 健常者の27歳社員が得た気づき「スタートの位置が人によって違うだけ」 社員の約7割が知的障害者という珍しい企業がある。「チョーク」の製造で有名な、日本理化学工業(本社・川崎市)だ。意思の疎通などの困難がありながら、障害者たちはいかにして会社の主力に育ち、現場を支えているのか。5年前、新人ながら障害者たちの指導役を任された健常者の男性社員。彼が試行錯誤を繰り返しながら歩んだ日々から、そのヒントを探ってみた。
下関国際はなぜ経費が足りなくなった? 甲子園とお金の難しい問題
下関国際はなぜ経費が足りなくなった? 甲子園とお金の難しい問題 今夏の甲子園で創部初の準優勝を果たした下関国際高(山口)。快進撃に注目が集まったが、勝ち進んだことで選手の滞在費や応援などにかかる経費が想定を上回り、9月中旬からクラウドファンディング(CF)で2000万円の寄付を募っている。担当者は「小さな学校ですが、がんばっているナインを少しでも勇気づけたかった」と理解を求めつつ、甲子園のような大舞台では大きな金がかかる現実に苦渋をにじませる。
万引き、薬物…あらゆる「依存症」だった元受刑者の43歳女性が名前・顔出しで“当事者”を支援する理由
万引き、薬物…あらゆる「依存症」だった元受刑者の43歳女性が名前・顔出しで“当事者”を支援する理由 過去に万引きや薬物、ギャンブルなどの「依存症」と診断された元受刑者の女性が、顔と実名を出し、依存症者や家族を支援する活動を続けている。犯罪歴があることへの批判や中傷のリスクを承知で、なぜ表に出る決断をしたのか。女性が送った半生と、実名で活動する思いを聞いた。
名門女子校「桜蔭学園」隣で勃発したタワマン建設騒動 学校側は「盗撮やのぞき被害」を懸念
名門女子校「桜蔭学園」隣で勃発したタワマン建設騒動 学校側は「盗撮やのぞき被害」を懸念 「文教地区」として知られる東京・文京区本郷。この一角で、閑静な街並みを一変させるタワーマンションの建設計画が持ち上がり、近隣の学校や住民が困惑している。隣接しているのは“女子御三家”として名高い「桜蔭学園」。教室の窓側からわずか14メートル先に、校舎の高さをはるかに上回る巨大マンションがそびえたつことになる。生徒の過ごす環境にどんな影響が出そうなのか。実際に校舎を歩きながら、学園の理事長に話を聞いた。
「九州3児死亡」事件の被告が元ヤクザの牧師に明かした本心 わが子を殺した容疑の被告を支援する理由
「九州3児死亡」事件の被告が元ヤクザの牧師に明かした本心 わが子を殺した容疑の被告を支援する理由 福岡県内などで養子の男児を虐待死させ、実子2人を殺害した罪に問われている田中涼二被告(43)に、ある牧師が面会を重ね、証人として裁判に出廷している。田中被告は過去に牧師から更生の手助けを受けたものの、借りた金すら返さないまま姿を消した。“裏切り”を受けた牧師は、なぜまだ田中被告を支援するのか。その根底には「罪から目をそらしたままにはさせない」という強い思いがあった。
かっぱ寿司社長はどこで“一線を超えた”のか 転職者が知るべき「社内情報持ち出し」のリスク
かっぱ寿司社長はどこで“一線を超えた”のか 転職者が知るべき「社内情報持ち出し」のリスク 回転ずしチェーン大手「はま寿司」の営業秘密を不正に持ち出したとして、「かっぱ寿司」を運営する「カッパ・クリエイト」元社長の田辺公己容疑者(46=現在は社長を辞任)らが不正競争防止法違反容疑で逮捕された。田辺容疑者は2020年にはま寿司の取締役から同社に転職し翌年、社長に就任していた。近年、同種の逮捕事案が続いているが、一般的に転職者は、以前勤めていた会社のデータやノウハウなどを持っていることが多く、特に同業他社への転職ではそれを活かしたいと考える人もいるだろう。「社内情報持ち出し」に関して、逮捕されるかどうかの境界線はどこにあるのか。
サウナブームの意外な“落とし穴” 疲労の専門家は「快感あっても頭と体は疲れるだけ」と指摘
サウナブームの意外な“落とし穴” 疲労の専門家は「快感あっても頭と体は疲れるだけ」と指摘 空前のサウナブーム。「ととのう」快感を求める愛好家が増える一方で、人によっては「疲れた」「翌日がだるい」というマイナスの意見もある。疲労の専門医によると、快感を得られたとしても、実は脳や体にはとても大きな負担がかかっているため、心臓や脳の疾患リスクが増大する危険もあるという。サウナ好きな筆者には耳が痛い話だが、「気持ちいい」だけではないサウナの「リスク」を聞いてみた。
安倍元首相の国葬に「愛国団体」が反対する理由 「米国に従属した安倍さんとは根本が違う」
安倍元首相の国葬に「愛国団体」が反対する理由 「米国に従属した安倍さんとは根本が違う」 27日に行われる安倍晋三元首相の国葬は、「反安倍」「反自民」ではない人々からも抗議の声が上がる。民族派団体「一水会」は国葬に反対の意思を示し、SNSで発信したり反対派の集会に参加したりしている。「愛国」という点で安倍元首相と共通する思想を持つはずの一水会が、国葬に断固反対の立場を取るのはなぜなのか。木村三浩代表に真意を聞いた。
常陸太田市「ミスによる4億円」の穴埋め 無関係の職員まで“全員給与カット”は妥当なのか
常陸太田市「ミスによる4億円」の穴埋め 無関係の職員まで“全員給与カット”は妥当なのか 茨城県常陸太田市で、市職員のミスによる下水道設備の不備が発覚。21日、改修工事の費用4億円の一部に充てるため、全職員の給与をカットするとした条例改正案を市議会に提出したが、審議時間の不足などを理由に継続審査となった。ミスとは関係ない職員の給与をカットするという異例の方針に職員からは不満の声も出ているようだが、こうした市長の方針に問題はないのか。不服の場合、拒否することはできるのか。

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