大川恵実

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大川恵実の記事一覧

取材した記者が見たSHINeeジョンヒョンの意外な素顔
取材した記者が見たSHINeeジョンヒョンの意外な素顔
静謐で真剣。それが、亡くなったジョンヒョンに取材したアエラ記者の印象だ。いつもメンバーを気にかけているとても優しいアーティスト。それなのに、なぜ。
AERA 12/21
半藤一利が宮崎駿に夏目漱石『草枕』アニメ化を依頼
半藤一利が宮崎駿に夏目漱石『草枕』アニメ化を依頼
新宿区立漱石山房記念館の開館記念イベント「漱石と日本、そして子どもたちへ」で、作家の半藤一利さんとアニメーション映画監督の宮崎駿(はやお)さんの対談が実現した。
AERA 12/2
石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの
石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの
外務省の役人が機密費を着服、私的流用していた事件を覚えているだろうか。供述によると、詐取した額は5億円以上。競走馬やマンションの購入、愛人へのプレゼント代などに消えた。
話題の新刊
週刊朝日 9/13
心は少年、体は老人。──超高齢社会を楽しく生きる方法
心は少年、体は老人。──超高齢社会を楽しく生きる方法
テレビ番組「ホンマでっか!?TV」のコメンテーターとしても人気の著者。本書は、「週刊朝日」で連載していたコラムをまとめたものだ。  話題はがん治療の問題から、政治、大好きな昆虫採集に原発と縦横無尽に駆け巡るが、「人を笑わせるためだけに過激なインチキ話をしていると思っている人も中にはいるようだけれども、民主党と違って私はウソはつきません」とあるように、大学教授として、生物学者としての知識に裏打ちされた知性的なエッセイだ。  小気味いいのは、歯に衣着せぬ物言い。「(安倍首相は)福島第一原発の汚染水は完全にコントロールされているとの希代の大ウソをついてオリンピックを引き寄せたが、このツケは大きいと思うよ」とか、「ネット社会になってもまだ匿名で悪口を言っている人は、一万年前の行動様式から進化していない生きている化石みたいな人なのである」など、思わず深くうなずきたくなる。  時折のぞかせる愛妻家の一面にクスリとしながら、自分の頭で考え、自由であることの大切さを池田センセイは教えてくれる。
話題の新刊
週刊朝日 12/3
死ぬまでに決断しておきたいこと20
死ぬまでに決断しておきたいこと20
自分の死に方を、ある程度選択できる時代になってきた。とはいえ、大災害の映像を見ると、「そんなことを考えても……」という気分になる。しかし、著者は言う。「考えたくなかった結果として、例えば大震災で原発に押し寄せた“想定外の高さ”の津波を防ぐ高さの壁は作られ」なかった、と。  本書は、1000人以上の死を看取った緩和医療医が「死ぬときの決断」について綴っている。たとえば、「自分の病気について知るべきか、否か」「かかりたいのは遠くの名医か、近くのヤブ医者か」「最後に傍にいてもらいたいのは誰か」「延命治療を受けるか、否か」。  それらの命題に、著者は断定的に答えることはしない。死を見つめた患者とのやり取りを通して、私たちにどんな選択ができるのか、そのヒントを与えてくれる。かといって深刻な話だけでなく、妻と愛人二人に看取られた60代男性の話などは、病院スタッフのやり取りに、思わず笑ってしまう。  誰もが一回しか経験できない「死」だからこそ、私たちは、想定外の高さも見越した「防波堤」を作る必要がある。
話題の新刊
週刊朝日 4/23
少年アヤちゃん焦心日記
少年アヤちゃん焦心日記
アイドルにはまれば、CDを大量に買い、追っかけをする。韓国料理店の店員に一目惚れすれば、大手音楽プロダクションの社員だとウソをついて関心を引き、連日のようにその店に通う。のめりこんだらトコトン突き進むのが、本書の著者、少年アヤちゃんだ。 「新しい文章家」として才能が注目されるアヤちゃんの二作目となる日記文学は、前作よりも自分の内面に深く潜り込むような作品となっており、発売後すぐに増刷された。  アヤちゃんが綴る日記は、日々、波乱に満ちている。自称していた「オカマ」をやめたこと。電車で痴漢された中年男に連れられて、一緒に個室トイレに入ってしまったこと。14歳のとき、母親がアヤちゃんの入る風呂に入ってきたこと。一つひとつの出来事や思い出が嵐のように到来し、それが過ぎ去るとアヤちゃんはじっと自分を見つめ、起きたことに向き合い、解を得ようともがく。  痛みを伴うその工程が、繊細で圧倒的な文章力で描かれ、目を離すことができなくなる。アヤちゃんは、毎日進化している。
話題の新刊
週刊朝日 8/21
女性器3Dデータ事件 「ろくでなし子」が警察の“ウソ”を激白
女性器3Dデータ事件 「ろくでなし子」が警察の“ウソ”を激白
わいせつ電磁的記録記録媒体頒布容疑で警視庁に7月12日、逮捕された芸術家で漫画家のろくでなし子さん(42)。自身の女性器を3Dスキャンしたデータを、インターネット上でダウンロードできるようにしたことが、「わいせつ物」の頒布に当たるという容疑だ。
週刊朝日 7/31
キルギスの誘拐結婚
キルギスの誘拐結婚
窓辺で母親に抱かれ、赤ちゃんが嬉しそうに笑う。そんな穏やかな写真のページをめくると一転、髪を振り乱し嫌がる女性の姿が飛び込む。「誘拐結婚」の現場の写真だ。  本書は、写真家の林典子さんがキルギスに5カ月滞在し、男性が女性を誘拐する現場や、結婚式、結婚後の生活などを収めた写真集。  結婚を断られたから、一目ぼれしたからなど、男たちはさまざまな理由で女性を誘拐し、自分の自宅へと連れていく。未婚の女性が男性の家へ入ることは、「純潔」を失ったとみなされる上に、一家総出で女性を説得にかかる。何時間もの抵抗の末、ほとんどの女性が無理やり結婚させられる。  だからといって、女性が皆、不幸になるわけではない。幸せだと話す女性も多い。その一方で、夫から暴力を受ける女性や、レイプされ、自殺した女性もいる。キルギスに「慣習」として存在する誘拐結婚を、私たちの価値観で一方的に否定できるのだろうか。  呆然とする顔、穏やかな顔、眉間にしわの寄った顔、遠くを見つめる顔。女性の表情が、心を揺さぶってくる。
話題の新刊
週刊朝日 7/24
1000人の患者を看取った医師が実践している 傾聴力
1000人の患者を看取った医師が実践している 傾聴力
もしあなたの大事な人が、何かに悩み、落ち込んでいたら、どう支えますか──。  終末期の患者を千人以上看取っている緩和医療医である著者は、死を前に悩み苦しむ患者を「傾聴」で支えてきた。  「傾聴」は苦悩を癒やし、乗り越える手段を提供するという。本書は、主に終末期の患者とのやり取りを事例に、正しい「傾聴」とは何かを綴っていく。  その人が何に苦しんでいるのかを知り、答えを見つけるまでそばにい続けること。悩んでいる人が、人生に新しい意味を見いだせるように支援することなど、聴き手側の心構えをまず説く。そして、話を聴く際のテクニックは、私たちの日常生活で明日からでも使えそうだ。たとえば、机で話を聴くときは、並んで座るか、対角線上に座る。相手の顔を見ながら話すが、時に視線を外す。優しい顔でしっかり頷きながら話を聴くなど。  支えることはたやすくない。何よりも、聴き手側の人間性が要求される。しかし人を支えられるのは人だけだ。これからの高齢化社会に「傾聴力」は必須だろう。
話題の新刊
dot. 9/11
ソフトバンク「カイくん」の意外な特技はヒグマ猟
ソフトバンク「カイくん」の意外な特技はヒグマ猟
週刊朝日には人気のコラム「犬ばか猫ばかペットばか」がある。11月9日号で連載1000回を迎えるのを記念して、今年、テレビや雑誌の“人気者”をご紹介しよう。
週刊朝日 11/2
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大谷翔平 その先へ

大谷翔平 その先へ

米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。

大谷翔平2024
アメリカ大統領選挙2024

アメリカ大統領選挙2024

共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。

米大統領選2024
本にひたる

本にひたる

暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。

自分を創る本
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