
ビジネス

優秀なマネジャーは「上層部の会議」で何を観察しているのか?
1973年福井県生まれ。東京学芸大学卒業。ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)などで17年にわたり移動体通信事業に従事。2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され第1位を獲得。孫社長に直接プレゼンして事業提案を承認されたほか、孫社長のプレゼン資料づくりにも携わった。その卓越したプレゼン力を部下に伝授するとともに、チーム内の会議も改革。超高速PDCAを回しながら、チームの生産性を倍加させて、次々とプロジェクトを成功させた。マネジャーとしての実績を評価され、ソフトバンク子会社の社外取締役をはじめ数多くのプロジェクトを任された。2013年12月にソフトバンクを退社、独立。ソフトバンク、ヤフー株式会社、大手鉄道会社などのプレゼンテーション講師を歴任するほか、UQコミュニケーションズなどで会議術の研修も実施。著書に『社内プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)などがある。





特集special feature




岐阜の手摺工場に海外視察団が殺到! 6年で営業利益を5倍にした「N倍チャレンジ」とは?
株式会社アルミックが視察受け入れのために作成したカタログ。「凄い会社があるらしい」の文字が(株式会社アルミック提供) 株式会社アルミックが行った改善活動(株式会社アルミック提供) 名古屋市の中心部から車で30分ほど。岐阜県羽島市にある株式会社アルミックの手摺工場では、主力商品である「中層建物用手摺り」などが製造されている。2階建ての外観は何の変哲もない町工場らしい見た目だが、ドイツや中国からたくさんの見学者が訪れているという。視察受け入れのためにつくったパンフレットには「凄い会社があるらしい」という言葉が躍る。いったい何が凄いのか? 『「会社に眠る財産」を掘り起こせ!』(朝日新聞出版)の著者であり、同社をバックアップしたコンサルタント・岡村衡一郎氏に聞いた。

