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「異常気象」解決のカギは国ではなく市民 カール・ポープ×国谷裕子対談
10月中旬、米国環境保護団体シエラクラブの最高執行役員兼会長を務めたカール・ポープ氏が東京を訪れた。自著『HOPE 都市・企業・市民による気候変動総力戦』(ダイヤモンド社)の同17日の翻訳出版にあわせた来日だ。元ニューヨーク市長で国連気候変動特別大使のマイケル・ブルームバーグ氏と共著した同書では、世界中で起きている異常気象の仕組みや背景を詳細に説明している。その上で、気候変動の解決策は、議論先行で進捗(しんちょく)が遅い国家間の交渉に委ねるのではなく、都市や企業、市民による取り組みの総合力がカギになると、具体例を出しながら訴えている。




