築地解体で「石綿飛散」に注意せよ 過去最大級の除去工事は大丈夫か
週刊朝日東京の食を支えてきた築地市場(東京都中央区)が閉じてから1カ月。約1万匹ともいわれるネズミの駆除が注目されたが、本当に危険なことが始まっている。過去最大級となるアスベスト(石綿)の除去工事だ。吸い込めば数十年後にがんの一種の中皮腫などにかかる恐れがある。飛散の監視は業者任せで、法制度や都の対応の不...
東京の食を支えてきた築地市場(東京都中央区)が閉じてから1カ月。約1万匹ともいわれるネズミの駆除が注目されたが、本当に危険なことが始まっている。過去最大級となるアスベスト(石綿)の除去工事だ。吸い込めば数十年後にがんの一種の中皮腫などにかかる恐れがある。飛散の監視は業者任せで、法制度や都の対応の不...
新たな「日本の台所」となる東京・豊洲市場が開場したが、久しぶりに注目を集めたのが小池百合子都知事。満面の笑みを浮かべての登場だったが、気になるのは2020年の東京五輪開催時の都知事選だろうか……。永田町周辺では、昨年の衆院選で遺恨を残した自民に「すり寄っている」との評判...
東京・築地市場(中央区)が10月6日に最後のセリを終え、83年の歴史に幕を下ろす。11日から豊洲市場(江東区)の営業が開始されるが、問題は山積したままだ。 16年9月、豊洲市場の主要施設の下に土壌汚染対策の盛り土がなかった問題が発覚。小池百合子・都知事が当初16年11月に予定していた移転の延期を表...
東京都の築地市場(中央区)は10月6日、80余年の歴史に幕を閉じる。世界中から様々な魚、野菜、果物などを集め、首都圏の台所を支えてきた。週刊朝日で「あれも食いたい これも食いたい」を連載中の東海林さだおさんが台風の中、築地をルポ。最後の宴として選んだお店は?平成の時代がもうすぐ終わる。 来年(20...
「魚河岸」の名で親しまれてきた東京都中央区にある東京都中央卸売市場(築地市場)が、10月、江東区の豊洲地区に移転する。この機会に、東京の魚市場の歴史を振り返りたい。毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』に掲載された記事を紹...
築地市場の周辺を走り回る小さな黄色い乗り物。あれは何?と思っている人は少なくないに違いない。という思い込みで、調べました。乗ってみました。 実際の乗車定員は1人。たいていは男性が立ったまま運転していて、車体は濃いめの黄色だ。屋根はなく、後ろには荷台が付いている。大勢が乗ったこの写真は、あくまでも撮...
2017年9月、築地市場を扱っているのに魚が写っていないと話題になった写真集『築地魚河岸ブルース』(東京キララ社)。この写真集で主な被写体となったのが、築地市場を走り回る小さな黄色い乗り物「ターレー」とこれに乗る築地の男たちだ。カメラマン・沼田学さんに同写真集ができた経緯を聞いたみた。* * ...
小池百合子東京都知事の“生命線”である築地市場の移転問題は、2018年、どんな展開を見せるのか。12月10日には、都と業界団体でつくる新市場建設協議会が、豊洲新市場への開場日を「2018年10月11日」とすることで合意。移転問題は一応、決着したかに見える。だが、最大多数派の水産仲卸業者を中心にいま...
東京都中央区築地4丁目の築地場外市場で3日午後5時前に発生した火事は、消火までに約15時間かかった。けが人はいなかったが、合わせて7棟、約935平方メートルが焼ける大きな被害となった。 一夜明けた4日も多くの消防車や警察車両が止まり、出火原因などを調べていた。周囲には焦げたような臭いが立ちこめ、焼...
♪化粧だけでは隠しきれない今の私は豊洲の女 と歌い出す、しっとりとした歌謡曲「豊洲の女」が話題を集めている。 歌われているのは、かつての華やかだった時代に思いをはせる女性の悲哀。CDジャケットやミュージックビデオには、豊洲や東京都庁のあたりを物憂げな雰囲気で歩く女性の後ろ姿が登場する。小池百合子・東...