築地解体で「石綿飛散」に注意せよ 過去最大級の除去工事は大丈夫か
東京の食を支えてきた築地市場(東京都中央区)が閉じてから1カ月。約1万匹ともいわれるネズミの駆除が注目されたが、本当に危険なことが始まっている。過去最大級となるアスベスト(石綿)の除去工事だ。吸い込めば数十年後にがんの一種の中皮腫などにかかる恐れがある。飛散の監視は業者任せで、法制度や都の対応の不備も指摘されている。“死亡リスク”のある危険物質が、銀座を浮遊するかもしれないのだ。
週刊朝日
11/21