オツオリ爆走の衝撃! 大学駅伝界の黒船だった伝説の留学生ランナーたち
dot.新春の箱根駅伝が待ち遠しくなってくる時期であるが、現在、日本の大学長距離界には多くのアフリカ人ランナーが在籍している。その多くがケニア人であるが、彼らが今や日本の正月の風物詩として、欠かせない存在になっていることは確かだろう。 最初の衝撃は今から30年前、1989年(第65回)の山梨学院大学のジョ...
新春の箱根駅伝が待ち遠しくなってくる時期であるが、現在、日本の大学長距離界には多くのアフリカ人ランナーが在籍している。その多くがケニア人であるが、彼らが今や日本の正月の風物詩として、欠かせない存在になっていることは確かだろう。 最初の衝撃は今から30年前、1989年(第65回)の山梨学院大学のジョ...
ありきたりな表現だが、今年の第95回大会は「平成最後」の箱根駅伝である。ならば、平成最初の箱根駅伝はどの大学が優勝したか、覚えているだろうか。平成が始まったのは、昭和天皇が逝去した翌日、1989年1月8日。したがって、平成最初の大会は1990(平成2)年となる。このときの優勝校は大東文化大だった。...
箱根駅伝。正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」である。関東学連(関東学生陸上競技連盟)が主催する大会で、出場校資格は関東学連加盟校(関東学連の規約「第2章組織」の「茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨の各都県に所在する大学、大学院、短期大学及び高等専門学校」)となっている。つまり、...
2020年の五輪に向けて、東京は変化を続けている。前回の東京五輪が開かれた1960年代、都民の足であった「都電」を撮り続けた鉄道写真家の諸河久さんに、貴重な写真とともに当時を振り返ってもらう連載「路面電車がみつめた50年前のTOKYO」。今回は、特別編として、1月2日と翌3日に実施される「箱根駅伝...
第92回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)の復路が1月3日に行われ、青山学院大が2年連続の総合優勝を飾った。往路1区から復路10区までを1位でつなぐ、大会史上39年ぶりの完全優勝だった。 前日の往路で、2位の東洋大と3分以上の差をつけていた青学大。復路の山下り6区では、1年生の小野田勇次を起用...
正月の箱根駅伝で初の総合優勝を果たした青山学院大学。笑顔で駆け抜けた選手たちの姿は、勢いに乗る青学大を象徴しているようだ。 一般入試志願者は2010年度の5万3225人から、13年度5万6563人と右肩上がりで、さらに増えるのではとみられている。企業から大学への求人も昨年6200件以上寄せられた。...
景気が上向かず、世間は閉塞感に溢れている。そんな私たちのモヤモヤした気持ちを吹き飛ばす“力”の持ち主が、今年もたくさん活躍してくれそうだ。青山学院大学・陸上部監督の原晋(47)もその一人。 今年の箱根駅伝で青山学院大学を初優勝に導いた。往路・復路ともに制しての完勝。東京・渋谷にキャンパスを構え、お...
今月3日、創部96年目で箱根駅伝を初制覇した青山学院大学。10年前には、出場することさえ「夢のまた夢」といわれた弱小チームがなぜ、わずかの間にこれだけ力を伸ばすことができたのか。その秘密は、規則正しい生活にあった。 強豪チームに育て上げた原晋監督が、陸上競技部の長距離監督に就任したのは2004年。...
新年の箱根路を彩る「箱根駅伝」。今年で91回目を迎える箱根駅伝を制するのはどの大学か、どんな"怪物"選手が活躍するか、楽しみにしているファンは多いのではないでしょうか。 本書『箱根駅伝 襷をつなぐドラマ』は、今回の箱根駅伝をどのような視点から観ればより楽しめるかを紹介しています。著者は、元箱根駅伝...
第91回を迎える、箱根駅伝こと東京箱根間往復大学駅伝競走。実は今回から「山登り」の5区がコース変更される。これにともない、これまでの「山の神」の記録は「参考記録」となる。「参考」と言ってしまえばそれまでだが、言い換えればそれは今後決して更新されることのない、永遠の記録とも言えるもの。そんな記録をも...