駐日ロシア大使が本誌に激白「コロナPCR検査1日30万件体制も。北方領土問題は…」
週刊朝日ロシアは新型コロナウイルスの感染者が急増しており、5月14日時点で25万人を超えた。累計では、米国に次いで世界で2番目に多い。ミシュスチン首相やファリコフ科学高等教育相ら政府高官の感染も明らかになっている。 一方、死者数は14日現在で2305人。感染者数がほぼ同規模の英国やイタリアで死者が3万人を...
ロシアは新型コロナウイルスの感染者が急増しており、5月14日時点で25万人を超えた。累計では、米国に次いで世界で2番目に多い。ミシュスチン首相やファリコフ科学高等教育相ら政府高官の感染も明らかになっている。 一方、死者数は14日現在で2305人。感染者数がほぼ同規模の英国やイタリアで死者が3万人を...
批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。* * * 日ロ首脳会談が終わった。北方領土問題はなにも進展を見せなかった。 国内では失望の声があがっている。けれども今回問題にすべきは、むしろなぜこれほどまで期待が高まっていた...
日ロの領土交渉が2島の先行返還に大きく舵を切った。プーチン大統領は、国境画定の総仕上げを狙う。クリミア問題で日本に「踏み絵」を迫る可能性もある。* * * 安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領が11月14日、訪問先のシンガポールで会談し、1956年の日ソ共同宣言を基礎に交渉を加速させることで合...
ジャーナリストの田原総一朗氏は北方領土問題の行方を推測する。* * * 安倍晋三首相は11月14日にシンガポールで、ロシアのプーチン大統領と会談した。会談は想定より30分ほど長い約1時間半に及んだ。うち約40分は両首脳だけの会談で、この間に平和条約と、さらには北方領土問題についても話し合われた...
サッカーW杯の舞台ロシア。日本の隣にある大国だが、あまり知らない顔を持つ。国際政治でも大きな存在感を示すこの国は、いまどうなっているのだろうか。* * *●Question1:北方領土はどうなる?――5月26日に開かれた日ロ首脳会談では、北方領土問題について話し合われたが進展はほとんどなかった...
長期政権を築き、ロシアに君臨するプーチン大統領。日本では考えられないような権限を持つ。だが、足元では経済不安も抱えていて……。* * * プーチン大統領が国民からの質問を直接受けて、一つひとつの悩みに答えていく──。そんな毎年恒例の名物テレビ番組「プーチン・ホットライン」。今年は、6月7日に放...
作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。北原氏は、ロシア旅行から生きる上で大切なことを学びとったという。* * * サンクトペテルブルクとモスクワを、女友だちと5泊6日で旅した。白夜の夕焼けに赤く染まる大聖堂、鉄道の車窓から見る夏の森、地平線を意識できるほど巨大な広場、...
フェイクニュースの脅威が深刻化している。単なる虚偽報道にとどまらず、国家間の情報戦にも悪用され始めた。SNS全盛の時代、インターネットを使った偽情報による大衆洗脳を防ごうと、各国は対策に躍起になっている。 2002年に公開された映画「宣戦布告」の中で、こんな場面がある。日本に紛れ込んだ敵国の武装工...
「情報の受け手側にも偽ニュースを判断するためにできることはある」 そう話す須藤龍也・朝日新聞編集委員(サイバーセキュリティー担当)は、16年4月の熊本地震の際、「地震のせいでライオン放たれたんだが 熊本」というツイッター情報を把握した朝日新聞社内で、その事実確認作業にあたった一人だ。添付されていたオ...
首相在任期間が5月28日に通算1981日に達し、小泉純一郎元首相を抜いて戦後歴代単独3位となった安倍首相。 その翌日、官邸を訪れた新党大地代表の鈴木宗男・元衆院議員は本誌にこう証言する。「首相は変わらず元気いっぱいでした。北方領土返還含め大きな話をしました。自民党の党是である憲法改正と日ロ平和条約...