そんな中で、まさかの帯状疱疹。しかも口の中。ネットで調べると出てくる。帯状疱疹による口内炎。症状がぴったりなのである。これに決定。田原俊彦流に言うとキミに決定!です。

 薬局に行き、薬を貰ったのですが、「なるべく早く飲んでください」と。そんなこと言われるの珍しい。ネットで見ると発症してから72時間以内に薬を飲むとかなり違うと。

 急いで家に帰って飲んでみる。が、ここで問題。

 もう土曜日の昼の時点で、口の中の左側に大量に湿疹ができている。激痛です。

 水を飲んでも痛い。風でも痛い痛風に対して、痛水ですよ。薬がまた大量にありやがるんです。一錠飲むごとに痛い。痛い。痛い。日頃体をあまりいたわらずに、ストレスをかけすぎた罰です。もう口の中の帯状疱疹で大量の薬は立派な罰ゲームです。

 こんな痛みを感じたことはなかなかない。その中で台本も書かなきゃいけない。痛みの中で書いた台本。おかげさまですごくいい本になったのですが。

 いや、帯状疱疹。神経が通っている所ならどこでも出来ると。50歳って、自分が思ってるよりも体力落ちてるんだなと本当に気づく。

 皆様、帯状疱疹。想像以上に痛いです。自分はならないと油断せず! 免疫力上げましょう。やっぱ睡眠だな。

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)、長編小説『僕の種がない』(幻冬舎)が好評発売中。漫画原作も多数で、ラブホラー漫画「お化けと風鈴」は、毎週金曜更新で自身のインスタグラムで公開、またLINE漫画でも連載中。「インフル怨サー。 ~顔を焼かれた私が復讐を誓った日~」は各種主要電子書店で販売中。コミック「ティラノ部長」(マガジンマウス)が発売中。作・演出を手がける、今田耕司×鈴木おさむの第8弾舞台『正偽の芸能プロダクション』が3/15(水)~19(日)よみうり大手町ホールにて上演。

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鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。

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