衰え知らずの“中年の星”たち 「40代ベストナイン」を選んでみた【パ・リーグ編】 (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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衰え知らずの“中年の星”たち 「40代ベストナイン」を選んでみた【パ・リーグ編】

西尾典文dot.
40代になっても衰えぬ打棒を披露した門田博光 (c)朝日新聞社

40代になっても衰えぬ打棒を披露した門田博光 (c)朝日新聞社

 捕手は迷いなく野村を選出。35歳となるシーズンから選手兼任監督に就任したが、その年も打棒は衰えることなく42本塁打を放っている。40歳で捕手として28本塁打、92打点は見事である。また晩年は肩の弱さが度々指摘されたが、41歳となるシーズンでは盗塁阻止率.405を記録している。40歳を過ぎても攻守ともに十分な力があったことがよく分かるだろう。

 ファーストは野村のもとで見事な復活を果たした山崎。オリックスを戦力外になり、移籍した楽天で39歳となるシーズンで43本塁打、108打点で二冠王に輝いた。翌年以降もその打棒は健在で、41歳となるシーズンでも主砲として見事な成績を残している。その活躍は多くの同世代に勇気を与え、“中年の星”と呼ばれた。

 セカンドはフランコを選んだ。二度目の来日となった1998年、40歳という年齢ながらセカンドとして60試合に出場し、ベストナインも受賞する活躍を見せた。チームの低迷もあって一度目の来日と同様に1年で退団となったが、その後メジャーに復帰。2007年にはMLBの最年長記録となる48歳254日でホームランを放っている。

 サードは西鉄ライオンズで中軸として活躍したロイ。36歳となるシーズンでの来日だったが力は十分で、39歳の年にベストナインを獲得。40歳となるシーズンではキャリアハイの26本塁打をマークしている。

 守備負担の多いショートはなかなか候補が見当たらなかったが、42歳で1試合ショートを守った松井を選んだ。この年の成績は芳しくないが、40歳となる2015年には主に外野手として出場し、114安打10本塁打48打点14盗塁をマークしている。逆に言えばいかにベテランとなってからショートを守ることが難しいかが分かるだろう。

 外野は戸倉、アルトマン、ローズの3人。戸倉は36歳になるシーズンにプロ入り。この年はセ・パ2リーグ制がスタートした年で、プロ初打席で記念すべきパ・リーグ第1号となるホームランを放っている。2年目からは阪急に移籍し、中軸として活躍した。41歳となる年にマークした打率.321は40代の選手が記録した最高打率である。


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