衰え知らずの“中年の星”たち 「40代ベストナイン」を選んでみた【パ・リーグ編】 (3/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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衰え知らずの“中年の星”たち 「40代ベストナイン」を選んでみた【パ・リーグ編】

西尾典文dot.
40代になっても衰えぬ打棒を披露した門田博光 (c)朝日新聞社

40代になっても衰えぬ打棒を披露した門田博光 (c)朝日新聞社

 アルトマンは現役メジャーリーガーとして期待されて来日し、35歳となる1年目にいきなり打率.320、34本塁打、100打点をマークして打点王とベストナインを獲得。その後も打棒は衰えることなく、7年連続20本塁打以上をマークした。長打力と確実性を兼ね備えており、NPB8年間での通算打率は.309を記録している。

 ローズは40歳となるシーズンで40本塁打、118打点をマークして打点王に輝いた。この年は主に指名打者としての出場だったが、外野の守備にも27試合ついていることから外野手として選出した。また近鉄、巨人、オリックスと在籍した全ての球団で打撃タイトルを獲得し、ベストナインにも輝いている。

 指名打者としてローズを上回る成績を残したのが門田だ。南海ホークス最後の年となった1988年、40歳となった門田の打棒は冴えわたり、自身初となる全130試合に出場してホームラン王と打点王のタイトルを獲得。チームは5位に沈みながら、シーズンMVPにも輝いた。44本塁打、125打点は40歳代の選手がマークした最多記録である。翌年から移籍したオリックスでも2年連続で30本塁打以上を放つ活躍を見せた。(文・西尾典文)

●西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。


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