イチロー、野茂…平成を彩ったベストナイン<パ・リーグ編>【西尾典文】 (2/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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イチロー、野茂…平成を彩ったベストナイン<パ・リーグ編>【西尾典文】

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オリックス時代のイチロー (c)朝日新聞社

オリックス時代のイチロー (c)朝日新聞社

■抑え投手
サファテ(ソフトバンク)
次点
赤堀元之(近鉄)
武田久(日本ハム)

 セ・リーグに比べると長く活躍したスペシャリストが少ないが、ここ数年の安定感からサファテを選んだ。2014年(平成26年)からの4年間の成績は圧倒的で、昨年はシーズン日本記録となる54セーブをマークし、レギュラーシーズン、日本シリーズともにMVPを獲得した。

 赤堀は平成初期の抑えの代表格。1992年(平成4年)からは3年連続で最優秀救援投手のタイトルを獲得し、防御率は全て1点台と見事な安定感を見せた。武田は中継ぎで107ホールド、抑えで167セーブをマーク。170cmと小柄ながら強気なピッチングは迫力十分だった。

■捕手
城島健司(ダイエー・ソフトバンク)
次点
伊東勤(西武)

 捕手はダイエー、ソフトバンクの黄金時代を築いた城島が頭一つ抜けた存在。高校卒3年目から不動のレギュラーとなり、2003年(平成15年)にはシーズンMVPにも輝いている。阪神時代も含めて7度の打率3割をマークし、打てる捕手としてメジャーでも正捕手として活躍した。

 伊東は西武黄金時代を支えた扇の要。デビューが1982年(昭和57年)と古いが、平成に入ってからも常に安定したプレーを見せて長く正捕手として活躍した。引退後の指導者としての手腕にも定評がある。

■一塁手
松中信彦(ダイエー・ソフトバンク)
次点
カブレラ(西武・オリックス・ソフトバンク)
小笠原道大(日本ハム)

 多くの強打者がひしめくファーストだが、やはり平成唯一の三冠王である松中を選出した。首位打者とホームラン王を2回、打点王3回、最多安打1回などダイエー、ソフトバンクの主砲として長く活躍した実績は見事である。

 最大瞬間風速ではカブレラのインパクトが強い。2002年(平成14年)には当時の日本記録に並ぶシーズン55本塁打を放つなど、来日から最初の3年間で154本のホームランを放ち、その圧倒的なパワーで日本球界を席捲した。小笠原は捕手から転向して打撃が開花。デビュー当時は恐怖の2番打者として恐れられ、巨人移籍後も活躍し両リーグでMVPも獲得した。



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