猿田佐世

猿田佐世(さるた・さよ)/シンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」代表・弁護士(日本・ニューヨーク州)。各外交・政治問題について、ワシントンにおいて米議会等にロビイングを行う他、国会議員や地方公共団体等の訪米行動を実施。研究テーマは日米外交の制度論。著書に「新しい日米外交を切り拓く(集英社)」「自発的対米従属(角川新書)」など

  • 優秀な大学生でも「台湾有事の意味がわからない」 日本人が決定的に欠如する危機意識とは?

    優秀な大学生でも「台湾有事の意味がわからない」 日本人が決定的に欠如する危機意識とは?

    「台湾有事の際、日本はどうすべきか」 東京六大学の一つで講義「日本外交と人権」を受け持っている。先日、クラスをグループに分けて、このテーマでディスカッションし、結果を各自まとめて提出するよう求めた。 

    dot.

    12/15

  • 「台湾有事は日本有事」で防衛予算を上げたところで勝ち目がない現実 はたして米国は“介入”するのか?

    「台湾有事は日本有事」で防衛予算を上げたところで勝ち目がない現実 はたして米国は“介入”するのか?

     シンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」代表・上級研究員で弁護士の猿田佐世さんは、自身が受け持つ東京六大学の一つでの講義で学生たちに「台湾有事の際、日本はどうすべきか」のテーマでレポートを求めた

    dot.

    12/15

  • プーチンの威嚇で高まる核兵器のウェート 「共有」ではなく「廃絶」へとつなぐ日米議員連携の書簡

    プーチンの威嚇で高まる核兵器のウェート 「共有」ではなく「廃絶」へとつなぐ日米議員連携の書簡

     この3月末、アメリカ国防総省からさらっと一枚のプレスリリースが公表された。バイデン政権における核政策の指針「核態勢の見直し」(NPR)の概要の発表である。 A4用紙の3分の2にも満たないこの短いリリ

    dot.

    4/23

  • 猿田佐世「安田純平さんへの自己責任論がイラク人質事件の時より悪質になった理由」

    猿田佐世「安田純平さんへの自己責任論がイラク人質事件の時より悪質になった理由」

     ああ、やっぱり。 安田純平さんについて再び自己責任バッシングが起きている、と知った際の私の感想だ。この日本という国はいつまでたっても変わらない。それどころか、むしろ、今回、一般の人たちが恥ずかしげも

    dot.

    10/30

  • 訪米した枝野幸男代表がサンダース上院議員らと対談 多党外交の必要性

    訪米した枝野幸男代表がサンダース上院議員らと対談 多党外交の必要性

     初の党大会を9月30日、東京都内で開き、来年の参院選や統一地方選の勝利に向けた活動方針を採択する方針の立憲民主党。その前に訪米し、枝野幸男代表とバーニー・サンダース上院議員らとの会談などをアテンドし

    dot.

    9/30

  • トランプ氏が開けたパンドラの箱「核拡散ドミノ」を誘引する安倍政権

    トランプ氏が開けたパンドラの箱「核拡散ドミノ」を誘引する安倍政権

     米国のトランプ大統領は5月9日、イラン核合意から離脱し、イランに対して最大級の経済制裁を行うと発表した。合意はオバマ政権下の米国と英仏独中ロの6カ国が、イランと3年前に結んだ国際社会の約束事だったが

    dot.

    5/14

  • 来年は選挙イヤー 翁長知事ら「オール沖縄」は安倍政権に勝てるのか?

    来年は選挙イヤー 翁長知事ら「オール沖縄」は安倍政権に勝てるのか?

     このところ、連日、沖縄に電話をかけ続けている。来週予定している沖縄県名護市における辺野古基地建設についての大型シンポジウムの準備である。来年2018年は沖縄の選挙イヤーであり、秋口には名護市議選、年

    dot.

    12/7

  • 国難突破の争点どこへ?北朝鮮の核攻撃でソウル、東京で死者210万人も安倍自民は米国の軍事行動支持4割

    国難突破の争点どこへ?北朝鮮の核攻撃でソウル、東京で死者210万人も安倍自民は米国の軍事行動支持4割

     衆院解散当時、その解散の正当性を示すためにしきりに使われ、メディアを騒がせた言葉「国難突破解散」。 少子高齢化なども「国難」の説明に使われたが、「国難」という極度に苦境を表す単語を用いた主たる理由は

    dot.

    10/17

  • 「トランプ政権下の国務省・国防総省はスカスカだった」“国際弁護士”猿田佐世

    「トランプ政権下の国務省・国防総省はスカスカだった」“国際弁護士”猿田佐世

    「ワシントン便り」第2弾をお届けしたい。沖縄県辺野古の基地建設に反対の沖縄の声を伝えるため、米国・ワシントンを訪問中である。10日間かけ、米議会の関係者を回り、また、米国防総省の官僚やワシントンの街の

    dot.

    7/24

  • 米国議員視察団に辺野古座り込み抗議を見せない思惑とは? “国際弁護士”猿田佐世

    米国議員視察団に辺野古座り込み抗議を見せない思惑とは? “国際弁護士”猿田佐世

     ワシントンにきている。主たる目的は、沖縄で進められている辺野古の基地建設に反対する沖縄の人々の声を伝えることである。私が事務局長を務める新外交イニシアティブ(ND)では過去3年の研究の成果を踏まえ、

    dot.

    7/18

1 2

別の視点で考える

特集をすべて見る

この人と一緒に考える

コラムをすべて見る

カテゴリから探す