洋服にヘアサロンに……と、女性は何かとお金がかかりがち。そんななかでもコスメは、消耗品なだけに出費がかさむ。そんな時には、日本が世界に誇る格安店「100均(100円ショップ)」を活用するのがおススメだ。今回は美容講師として活躍する大澤典子さんに、プロも認める「使える100均アイテム」を聞いた。
数ある100均コスメの中から、まず大澤さんが挙げたのが「つけまつげ」。なかでも、キャン・ドゥの「ビューティーアイラッシュ ナチュラル ストレートタイプ」が優秀だという。実はこちら、一部のつけまユーザーからはかねてより高い評価を得ていたアイテムだ。
「つけまつげは、使用する前に手でもんで柔らかくしなければいけないものもあるんですが、こちらはその必要がないくらい柔らかいんですね。柔らかい分、つけやすさもあります。100円でこのクオリティーは優秀だと思います」(大澤さん)
そして、つけまつげといえば、必要になるのが、装着するための「のり」。これも100均で入手可能だ。大澤さんがおススメするのはドゥ・ベストの「LJつけまつげ用のり」だという。
「このアイテムの特徴は、のりが透明のタイプだということ。まぶたに多少はみ出しても目立たないのはうれしいポイントですね。また、のりをつける『筆』部分が細く、使いやすい。細いつけまつげの上に、キレイにのりをのせることができます」(同)
さらに、これに加えておススメなのがアイブロウパウダーなのだとか。大澤さんによると、ファンデーションなどはさまざまな技術を取り入れて、化粧品メーカーがそれぞれに特色を出しているが、一方でアイブロウパウダーなどはそうした差が出にくいアイテムだという。そのため、100均のアイブロウパウダーでも十分な働きをしてくれるそうだ。
なかでもおススメなのがAC MAKEUPの「AC アイブロウ パウダー」。ベージュ系とブラウン系、ふたつのカラーが乗ったパレットなので、自分好みの色に調整することができる。3色展開でバリエーション豊富。もちろん100円という低価格なので、万が一「買ってみたけどカラーが合わなかった……」なんてことになっても、気軽に買い直しできるところがうれしい。
使用する際には、こんなテクニックも有効だ。