放送作家の鈴木おさむさん
放送作家の鈴木おさむさん
この記事の写真をすべて見る

 放送作家・鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、先日見舞われたちょっとしたアクシデントについて。

【画像】鈴木おさむも当初から注目していた?!大ヒット海外ドラマとは

*    *  *
 先日、土屋敏男さんと、NHKの河瀬大作さんと鎌倉でご飯を食べる予定がありました。土屋さんが鎌倉でめちゃくちゃおいしい鳥料理屋があり、そこが奇跡的に予約出来たとのこと。

 なんでしょう、その日は朝から小さな嫌なことが何度か起きていて、「今日はなんか嫌だな~」と思っていたのです。

 18時に鎌倉集合。早めに行ってお土産を買おうと思い、東京を16時に出発。うちのスタッフA君に運転してもらい向かいました。車は高速、第三京浜。ちょうど半分くらいまで来た時に、乗っている車、日産エルグランドの乗り心地が急に悪くなりました。ガタガタ言うんです。そしてちょっとゴムが焼けてる匂いがする。

 運転していたA君は車を路肩に止める。外に出て確認すると「パンクしています」と。「えーーーー?パンク?まさかのパンク??」

 昔タクシーに乗っているときに高速で乗っている車がパンクしたことありますが、自分の車ではありません。大事な会食に向かっている途中にパンクなんて。

 そこからJAFに電話しました。到着まで30分だという。この時16時45分。

 その間にスペアタイヤを探してみるが、僕の車にはスペアはなく。JAFを待っていると、呼んでいたJAFとは違うJAFのスタッフが通りかかり、止まってくれました。

 そして車の状況を見て、対応してくれたのです。

 高速を走っていると、けっこう見かける光景。まさか自分がこっち側でお世話になるなんて。

 車を乗せると、僕とA君は青いトラックの助手席に乗り、タイヤを交換してくれるところまで行くことになりました。

 JAFの方が来てから車を乗せて出発するまでの時間は30分ほど。いや、驚きました。

 その仕事の速さです。JAFの方はたった二人で、車の故障具合を把握し、発煙筒をたいて、他の車に迷惑をかけないように気を付けながら、僕の車を荷台に乗せていく。

次のページ
感動したのは、その仕事の早さだけではない