3球団競合でロッテ入りした藤岡貴裕(写真提供・千葉ロッテマリーンズ)
3球団競合でロッテ入りした藤岡貴裕(写真提供・千葉ロッテマリーンズ)
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 その年のドラフトで目玉クラスの選手が複数いる時に「高校生ビッグ3」、「〇〇の四天王」、「〇〇の三羽烏」などと称されることは少なくない。昨年も小園健太(市和歌山→DeNA1位)、風間球打(ノースアジア大明桜→ソフトバンク1位)、森木大智(高知→阪神1位)が高校生投手のビッグ3と言われ、揃ってドラフト1位でプロ入りを果たしている。ではこのようなくくりで評価された中で実際プロ入り後に活躍しているのはどの世代なのか。2000年以降の主なところをピックアップして評価してみたいと思う。また、中には立ち位置的に目玉ではない選手が含まれているケースもあるが、同じくくりでまとめられた例も含めている。

【写真】高校球児時代の初々しい佐々木朗希投手


・2003年社会人投手三羽烏
内海哲也(東京ガス→巨人自由獲得枠)
香月良太(東芝→近鉄自由獲得枠)
森大輔(三菱ふそう川崎→横浜自由獲得枠)

・2004年高校生投手ビッグ3
ダルビッシュ有(東北→日本ハム1位)
涌井秀章(横浜→西武1位)
佐藤剛士(秋田商→広島1位)

・2005年浪速の四天王
辻内崇伸(大阪桐蔭→巨人高校生ドラフト1巡目)
平田良介(大阪桐蔭→中日高校生ドラフト1巡目)
岡田貴弘※T-岡田(履正社→オリックス高校生ドラフト1巡目)
鶴直人(近大付→阪神高校生ドラフト1巡目)

・2007年高校生ビッグ3
中田翔(大阪桐蔭→日本ハム高校生ドラフト1巡目)
佐藤由規(仙台育英→ヤクルト高校生ドラフト1巡目)
唐川侑己(成田→ロッテ高校生ドラフト1巡目)

・2007年大学生投手ビッグ3
大場翔太(東洋大→ソフトバンク大学生・社会人ドラフト1巡目)
長谷部康平(愛知工業大→楽天大学生・社会人ドラフト1巡目)
加藤幹典(慶応大→ヤクルト大学生・社会人ドラフト1巡目)

・2010年早稲田大学3人衆
大石達也(早稲田大→西武1位)
斎藤佑樹(早稲田大→日本ハム1位)
福井優也(早稲田大→広島1位)

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大砲揃いで注目されたのは?