週刊朝日 2022年6月17日号より
週刊朝日 2022年6月17日号より

「公立校では学習時間をどう確保するか、苦慮していると思います。昔は補習や課外授業など、詰め込み教育でいいとされていたのが、今は大きく変わっている」(神戸さん)

京都大学
京都大学

 教育現場から聞こえてくるのは、「時間を生徒に返す」という言葉だという。“与える”教育で生徒の時間を浪費させてはだめだと、時間の管理を生徒に任せ、自己学習を促すのが今の潮流だ。

 今年度から新学習指導要領となり、入試をめぐる環境は再び変化していきそうだ。(本誌・秦正理)

週刊朝日  2022年6月17日号

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秦正理

秦正理

ニュース週刊誌「AERA」記者。増刊「甲子園」の編集を週刊朝日時代から長年担当中。高校野球、バスケットボール、五輪など、スポーツを中心に増刊の編集にも携わっています。

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