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東京大学の学校推薦型選抜の合格者が発表された。今回が10回目で、女性の割合が過去最高となり、男女の比率がほぼ同じとなった。
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今年の東大の学校推薦型選抜の合格者は87人。志願者は245人で倍率は2.8倍だった。
2021年度以降、合格者数は90人前後で推移している。
2月12日にあった東大の「学校推薦型選抜合格者発表」のオンライン会見で担当者は「今年度の合格者は昨年から4人減少したが志願者数は横ばい。ただ定員(100人程度)を満たしていないのも事実で、高校への説明会などをより充実させ、志願者を一層増やす努力を続けていきたい」と述べた。
2016年度入学生から始まった東大の学校推薦型選抜は今回が10回目。今年度含め、これまで志願した学校の総数は642校を数える。今年度に志願した173校のうち新規は33校で、うち9校から合格者が出た。