・楽天的に物事を考える。
・物事に固執しない。
・あきらめるのがうまい。
・気持ちの切り替えが早い。
この4つを心がけると、ささいなことで動じない自分をつくっていけます。
「失敗のあとは良いことが起こる」と考える
物事に動揺しないタイプの人には、「楽天的である」という特徴があります。
では、楽天的とはどういうことでしょうか。
アメリカの映画女優、アン・バクスターの言葉に、「私は失敗を怖れたことはない。なぜなら、良いことは、失敗のあとにやってくることを知っているから」というものがあります。
悲観的な人というのは、一度何かで失敗すると、「また同じ失敗をくりかえすことになるのではないか」という心配にかられます。何か悪いことが起こると、「この先もずっと悪いことばかりが起こるに違いない」という気持ちになります。そして、精神的にますます激しく動揺してしまうのです。
しかし、楽天的な人は違います。
「今回失敗したから、次は成功する番だ」
「悪いことを経験したから、今度は良いことが起こるだろう」
このように考えることができるのです。まさにアン・バクスターの言葉にあるような考え方です。
失敗ばかりの人生などありません。悪いことばかりが起こる人生などないのです。
人の人生では、失敗と成功は、また悪いことと良いことは、交互にやってくるのではないでしょうか。ですから、失敗のあとには、良いことがやってきます。
「苦あれば楽あり」ということわざもあります。やはり「悪いことのあとには、良いことがある」という意味です。そのように楽天的に考える習慣をもつことで、心が動揺しなくなります。