◆五十嵐カノア(いがらしかのあ・23歳)/サーフィン競技/日本人の両親のもとにアメリカ合衆国・カリフォルニア州で生まれ、父もサーファー。東京五輪のサーフィン準決勝では土壇場のエアリアルでブラジルのメジナ選手を大逆転。決勝で惜しくも銀メダルに。料理家・仲野香織さんは自身のインスタに「五十嵐カノアくんむちゃ大好き。かっこよすぎる」と投稿。台風の大荒れの海で競技をする姿に注目が集まり、競技後の会見では悔しさをにじませながら周りの支えに感謝の言葉を述べた姿もさわやかだった。「波乗りベビーフェイス! 5か国語こなすところもイイ!」(沖さん)
◆楢崎智亜(ならさきともあ・25歳)/スポーツクライミング/スポーツクライミングスピードで日本記録保持者だったが、東京五輪では「自己ベストを出したい欲が出た」とメダルに届かず4位入賞。「新しい競技は見どころいっぱい。楢崎選手は眼光鋭いニンジャ!」(沖さん)とキャッチコピーを付けるように、海外では、その身体能力、類稀な跳躍力、俊敏性から“ninja”との異名で呼ばれる。また、他の選手が思いつかないような動きは“Tomoa style”と評される。人気俳優の中川大志や福士蒼汰、KAT-TUNの上田竜也に似ているという声や、“お笑い芸人の狩野英孝をもっとイケメンにした感じ”などの意見も。
◆喜友名諒(きゆなりょう・31歳)/空手形/「古き良き昭和の男のよう。男の中の男という感じで感動しました!」(沖さん)。世界空手道選手権大会で3連覇、全日本空手道選手権大会では2012年から9連覇しており、東京五輪の新種目だった空手では“最も金メダルに近い男”とされていた。その名の通り、空手形決勝ではスペインの選手を破り、金メダル。“金メダルなし県”だった沖縄県に初のメダルをもたらした。
◆西村拳(にしむらけん・25歳)/空手組手75キロ級/「清潔な色気と気さくさ!」(沖さん)と指摘するように通称は“空手道界のプリンス”。父は空手の元世界王者で3歳から空手を始める。東京五輪では引き分け以上で突破が決まる予選ラウンドで、終了間際に首元に蹴りを受けて逆転、残り時間表示は「0.0秒」となり、試合はそのまま終わった。土壇場の大逆転負けには会見で涙を浮かべた。空手キッズをだしにママたちが西村選手にサインを求めるなどの噂もあったり、とにかくモテるそうで昨年は写真週刊誌に複数女性との交際も報じられた。