■花めぐりに連れて歩きたい春のトートバッグ
今回のプティ・タ・プティのテキスタイル/title:レフルール「花」。
プティ・タ・プティが育まれた地、右京区にある広沢池のほとり。4月下旬頃に広がるレンゲ畑で無邪気に遊んだ「幼き日の記憶の花」をイメージし、図案に描いたものです。花の力は永遠。塞いだ心を開き、一歩踏み出す力と華やぎを与えてくれるように感じます。
普段使いにも重宝する定番のトートバッグを連れて、さあ、花めぐりへ。
■境内に咲く様々な品種の椿を浮かべた花籠と大福茶
椿の花ことばは、「わが運命は君の手にあり」。力強さと凛とした美しさに心を奪われてしまう椿の魅力をたっぷりと平岡八満宮の宮司さんが聴かせてくださいます。宮司さんが境内の梅で漬け込まれた梅と結び昆布の入った大福茶をいただきながら、色とりどりの椿を愛でる。のどかで心洗われる花めぐり、高雄まで足をのばしてみませんか。(撮影/竹下さより、編集協力/江下祥子)
ナカムラユキ
京都市在住。イラストレーター、テキスタイルデザイナー。著書に『京都さくら探訪』(文藝春秋)『京都レトロ散歩』(PHP)他多数