20チーム編成となった2024年シーズンは、勝点38の磐田、同37の札幌、同35の鳥栖の3チームがJ2降格となり、勝点41の柏が17位でギリギリのJ1残留となった。それに倣うと、今季も「勝点40」が残留争いのラインになる。下位3チームにとっては、まずは勝点24の17位・湘南に追い付いた上で、勝点28の東京Vと名古屋、勝点29のFC東京、さらに勝点30の清水、岡山、勝点31の福岡辺りまでをJ1残留争いに巻き込みたいところ。そのためにも中断明けの8月に“変化した姿”をピッチ上で披露し、結果を出さなくてはならない。残された時間は、そう多くない。

(文・三和直樹)

三和直樹/1979年生まれ。大阪府出身。スポーツ紙記者として、主にサッカー(G大阪、C大阪など)を担当。プロ野球やラグビー、マラソンなども取材した。野球専門誌の編集兼ライターとして活動後、現在はフリーランスとして執筆を続ける。近鉄バファローズ&スペイン代表ファン。シニアサッカーでFW&CBとしてプレー中。

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