ないのなら作りましょう。何でもいいんです。推しを作るでもいいし、映画のあるジャンルにはまるでもいいし、ガーデニングに凝るでもいいし、ボランティア活動をするでもいいし、ある作家にはまるでもいいです。
そうすると、まずは楽しいでしょう。
楽しいと「満足感」が生まれます。
やがてそれは、「自慢できること」を生みます。「フランス映画なら任せて」とか「○○さんのことならなんでも聞いて。推しだから」とか「あの花の名前は○○。私、ガーデニング、詳しいから」なんて言えるようになるのです。
それが、お麩さんに「自尊意識」を生むだろうと思うのです。
人に自慢しなくても、自分を大切にするようになると思います。ガーデニングに凝り、いろんな花が咲くベランダを見るだけで豊かな気持ちになる、なんてことです。
今、お麩さんは、マイナスにフォーカスを当てていると思います。私は高卒だ、自慢できることが何もないと、マイナスだけを見つめています。
それを、何かにはまることで、プラスを見つめる方向に変えていくのです。
有名な大学を出ているというのは、偏差値の分野です。この世界には、偏差値以外の分野がいっぱいあります。音楽や料理やハイキングや手芸や映画や演劇や小説やガーデニングやスポーツや、その他、さまざまな分野があります。そのどれかの分野で、お麩さんが心から楽しめることを見つけ、前向きになっていくことが、お麩さんのコンプレックスをなくしていくことなんじゃないかと僕は思います。お麸さん。この方法、どうでしょうか?