2023年6月に広末涼子容疑者とのダブル不倫騒動が報じられた鳥羽周作氏(撮影/上田耕司)

朗読劇のリハーサルには男性マネジャーも

 ジョギングはよくしているようで、近隣に住む別の女性もこう話す。

「1カ月半くらい前の朝、自宅から帽子をかぶって、ジョギングに出てきた広末さんとばったり会いました。最近は女優として再起しようとしていたから、体を整えようと思っていたんでしょうね。会ったときには必ずあいさつしてくれますよ」

 ただ、事件を起こしてしまった今、広末容疑者がいつ自宅に戻れるのかはわからない。前述のように拘留も長引きそうで、決まっていた仕事にも穴が開いている状態だ。 

 直近では、音楽プロデューサーの山下俊輔と共演する朗読コンサート「星の王子さま」が、5月2日(東京・調布市)と6日(高知市)に予定されていたが、中止が発表された。関係者はこう話す。

「ただの朗読劇ではなく、広末さんが1人8役を演じる朗読コンサートでした。共演する山下は高知県出身で、広末さんとは同じ中学出身なんです。山下のほうが3つ年下なのですが、山下にとっては広末さんと共演して同じ舞台に立つことが夢だったので、中止となったのはなおさら残念です」

 広末容疑者とは、すでに3月上旬に2回のリハーサルを行っていた。

「リハーサルは男性マネジャーと一緒に来ていました。広末さんの朗読を聞きながら、スタッフたちは涙していましたが、広末さんは泣かないようにこらえていました。とても繊細なかただなと思いました」(前出の担当者)

 チケットの発売はすでに始まっていたが11日、主催者から「ご購入いただいたチケットについては払い戻しいたします」と発表があった。広末容疑者に損害賠償を請求する可能性はあるのだろうか。

「薬物の簡易検査で反応が出なかったことや自宅から違法薬物が発見されなかったことはホッとしております。まだご本人が外に出てきてもいない状況ですので、広末さんに損害を請求するかは未定です」(同)

 シングルマザーとして3人の子育てをしながら女優としての再起しようとしていた広末容疑者。今は崖っぷちに立たされているが、持ち前のバイタリティーで、ここから這い上がることはできるのか。

(AERA編集部・上田耕司)

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