
DeNAへ復帰したトレバー・バウアーへの期待は大きい。しかし来日後からすでにいくつもの言動で周囲を騒がせている。ファンや関係者の多くは、セ・リーグ優勝と2年連続日本一へのキーマンと見ているのだが……。
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バウアーはDeNAの「救世主」なのか、災いを巻き起こす「パンドラの箱」なのか。
2年ぶりに帰ってきた元サイ・ヤング賞投手は、開幕2戦目となる3月29日の中日戦(横浜)に先発登板。敗戦投手となったが6回6安打1失点と好投、次回登板に注目が集まるも同31日に登録抹消されてしまった。
「投げるのが大好きで、米国時代同様の中四日登板を好む。DeNAからの正式発表はないが、何かしらのトラブルが起きたのは間違いないだろう」(スポーツ新聞野球担当デスク)
先の中日戦では寒風が吹く屋外登板となったがテンポ良く98球を投げた。「また横浜のファンの皆さんの前で投げることができたことはとてもうれしく思います」(バウアー)と語るなど、今後に期待を抱かせたのだが……。
「29日は寒くてバウアーも珍しく長袖のシャツを着用するほどだったのが唯一の心当たり。別メニューだったとはいえ、翌日練習も参加するなど普段と変わった様子はなかった。早く戻ってきて欲しいと誰もが思っている」(DeNA関係者)
異変を感じさせることはなかった。開幕直前もYouTube撮影のため、横浜界隈をカメラ片手に散策している姿も見られていた。「極寒下での登板が影響したのかも……」(DeNA関係者)という声が上がり始めている。
しかし、何かと「お騒がせ」との縁が多い男だ。今年3月19日、MLBヤンキース投手陣が総崩れの状況を伝えた米ジャーナリスト、ダン・クラーク氏のSNSに投稿。「サイ・ヤング賞の先発投手が$0で必要ですか?」と自身を売り込む内容だった。
「こういう部分は変わっていない。周囲の空気を読まないというか、思ったことを即座に投稿してしまう。過去に安易な書き込みをして炎上したのを忘れてしまっているようだ」(スポーツ新聞野球担当デスク)