「私、ラップできます」と申告
「Your Latter Will Be Greater(あなたの未来は、よりすばらしいものになる)」という曲があります。この曲は、「あなたのベストはこれからやってくる。あなたの人生の最高の瞬間はまだきていない、その瞬間はこれから訪れるんだ!!」と繰り返し歌うのです。なんて素晴らしい歌詞。もう希望しかないじゃないですか〜(感涙)。これを「バンプ」で繰り返しずっと歌い続けているとどんどん心が温かく強く固められていくような、そんな気持ちになります。こんなに励まされることがあるのかというぐらい励まされるのに自分でも驚くのです。
ここで、実は歌というのは「そこにある歌詞をただ歌っているのではなく、それが自分の生活や人生に深く働きかけてくる」ということに気づくのです。泣けて泣けて仕方ないのはそれなりに人生の時間を積み重ねてきたからかも、と。だあれも褒めてはくれないけれど、私、ちゃんとがんばってきたんじゃない? と自分で自分を褒めてあげる、自分との対話の時間になるのです。大勢で声を合わせ、美しいハーモニーの中に身を委ね、そして自分と対話し、その感動と気づきの幸せを誰かとシェアできる喜び。ゴスペルはもはや私にはなくてはならないものの一つになっています。
さて、そんなゴスペルの曲の中に映画「天使にラブ・ソングを2」の中で歌われた有名な曲、「Joyful Joyful」があります。ベートーベンの第九の喜びの歌が元になっている曲で、「Oh Happy Day」と同じぐらい有名な曲なのですが、その中にラップをする箇所があるのです。これがとっても難しくて、最初私たちのゴスペルクワイヤーではこのラップの箇所は飛ばして歌っていたのですが、私ははたと気がついた。私の来世の夢の一つは「ラッパーになること」じゃん? え? やってみたらいいんじゃね? と思って、勝手に猛練習。なんと、とうとうできるようになり、あるとき先生におずおずと「私、ラップできます」と申告し、ラッパー陶子爆誕! 夢はかなえるもの、諦めなければかなうもの第2弾となりました。
夢、いくつになってもかなえていいよね? YO-YO-みんなーやっちゃうー?Hey Me-nやっちゃおーぜ、Bro!
来世と言ってないで今世でかなえてしまえることもあるのだとわかった私は、もしかしたら何年後かに味のあるおばあさん助産師さんになっている可能性もあるかも!?(さすがに無理か〜)
みなさんの夢も心の底から全力応援しちゃう野生のトーコでございます。