初期投資を慌ててする必要はない
ここで注意していただきたいのが、この時点で投資をしすぎない、ということです。
例えば、「自分はカメラマンが向いているかもしれないから、撮影について勉強してみよう!」と志して、高いカメラを買い、実際に撮影をしてみても、興味を持てず、断念する可能性があります。
そうなると、せっかく高いカメラを買ったのに、虎の子の貯金が減ってしまったり、ローンしか残らなかったり、という事態になってしまうかもしれません。
デザイナーの方もいきなり高い道具を買ったりするのは避けた方が良いでしょう。
今のタイミングでは、できる限りお金がかからない範囲で試してみるのがオススメです。
私がカメラマンを選んだ理由は、「発達障害 天職」と調べて、「カメラマン」と書かれた記事が多かったことに加え、学生の頃からカメラが趣味で、一眼レフカメラを持っていたからです。
昔から好きだったし、追加投資なく取り組める、という単純な理由で、カメラマンという職業を選んだところ、紆余曲折がありましたが、結果としては大当たりでした。
カメラひとつで月収100万円を稼げるようになりましたし、上場している会社を含めて色々な会社でセミナー登壇したり、メディアに載ったりすることもできています。
また、面白いことに、メインはカメラマンですが、発達障害の人が向いているとされる、ライターやデザイナーとしても活動していて、幸運にもそれらでも評価していただいています。
カメラマンとしてインテリアのある空間を撮影する機会が多いため、インテリアに関する知識が増えたことで、今では売上が高まるインテリアについてコンサルティングをするまでになっています。インテリアデザイナーみたいな仕事をすることもあります。
そのような未来は自分では全く想像していなかったのですが、「発達障害 天職」と検索してみて、出てきた職業は、やはり自分に合っていたのだと感じています。