「ブラッド(エルドレッド)だけでなく強い時代には外国人の活躍があった。1975年の初優勝時の(リッチー・)シェーン、その後も(エイドリアン・)ギャレット、(ジム・)ライトル、(マイク・)デュプリー、(リチャード・)ランス、(ロデリック・)アレン……とキリがない。カープが勝ち抜くには外国人選手が必要不可欠だと思う」(広島関係者)
どのチームにも言えることだが外国人選手の活躍はリーグ制覇の必要条件の1つになっている。特に広島はFA戦線には積極に参戦しないため、自前で強打者を育てていかないといけない球団。長打が打てる外国人野手は喉から手が出るほど欲しい。
「まぁ、外国人選手はギャンブルみたいなものだから……」と広島OB氏からは諦めに似た言葉も出てきたが、果たして今季新加入したモンテロとファビアンは“優良”と呼べる数字をマークできるだろうか。彼らの活躍次第で今季のチームの浮沈が左右される可能性も高そうだ。
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