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今年のルーキーで最も即戦力としての期待が高いのが金丸夢斗(関西大→中日1位)になるだろう。他大学からの厳しいマークもありながらリーグ戦18連勝、72回連続自責点0など圧倒的な投球を見せ、4球団が競合の末に中日が当たりくじを引き当てた。昨年春に腰を痛めた影響でキャンプでは慎重な調整となっているが、体調面さえ問題なければ1年目から一軍の先発として結果を残せる可能性は極めて高い。では過去のドラフトの目玉となった左腕は期待通りの活躍を見せることはできているのだろうか。
【写真】中日の“気の毒な投手”といえばこの人 将来は移籍の可能性も?
2000年以降で自由枠および希望枠時代は複数球団による争奪戦、それ以降は最初の入札で1位重複指名となった大学生左腕の成績をまとめてみると以下のような結果となった。なお引退した選手は通算成績、現役選手は2024年終了時点の成績となっている。
石川雅規(青山学院大→2001年ヤクルト自由枠)
542試合186勝189敗0セーブ3ホールド 防御率3.88
和田毅(早稲田大→2002年ダイエー自由枠)※日米通算
355試合165勝94敗0セーブ3ホールド 防御率3.19
那須野巧(日本大→2004年横浜自由枠)
121試合13勝27敗1セーブ14ホールド 防御率5.27
大隣憲司(近畿大→2006年ソフトバンク希望枠)
141試合52勝50敗0セーブ0ホールド 防御率3.36
長谷部康平(愛知工業大→2007年大学生・社会人ドラフト1巡目)
110試合11勝19敗3セーブ11ホールド 防御率5.37
藤岡貴裕(東洋大→2011年ロッテ1位)
178試合21勝32敗0セーブ16ホールド 防御率4.14
早川隆久(早稲田大→2020年楽天1位)
85試合31勝29敗0セーブ0ホールド 防御率3.34
隅田知一郎(西日本工大→2021年西武1位)
64試合19勝30敗0セーブ0ホールド 防御率3.19
武内夏暉(国学院大→2023年西武1位)
21試合10勝6敗0セーブ0ホールド 防御率2.17